幕末。消えたユダヤ十部族の謎を追う宣教師ヘボンと新撰組隊士・馬庭実行が、日ユ同祖論の真実を解き明かそうと旅に出る。聖書の予言の未来は変えられるか…。壮大なスケールで日本人の原点に迫る歴史ロマン!!
1988~1989年(文庫1995年)作小池一夫 画池上遼一
コミック全6巻、文庫版全4巻、ワイド版全3巻
(文庫版解説 中谷彰宏)
幕末に、日本とユダヤが同祖じゃないかという日ユ同祖論、加えて聖書の予言なんかの都市伝説風でめっちゃ好み。真偽は不明だけど、日ユの類似点なんか見ると、それっぽくてハマる、おもろい!
ただ、最初は良かったけど、途中この話にするんだったら、もっと関係のある話にすれば良かったのになと思うとこもあり。もっと長い予定だったのが、打ち切りが決まってこうなってしまったのかな。
ヘボンの謎も、黄金の仔牛像も、敵も全て登場してないし、結局いろいろと伏線回収できずに終わってしまったような…。おもしろかったのに残念無念な仕上がり。唐突なEND。なんとも消化不良~。
あと感想として、印象的な女性が多い。解説の中谷彰宏さんがいろいろ語ってたけど、こういう女性が「イイ女」なのか。分らんくもないけど、大変だな~笑 レベル高すぎる。(ちなみにヘボンはやっぱり…)
ちゃんと、もっと長くこの物語を見たかった~。そんで現代編とかもあって、実行やヘボンの子孫なんかが活躍したり。そうなってくると、幕末と現代、なんかだいぶ「JINー仁ー」っぽいな。
あー、残念だ。
★\(^^)/☆