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悪い方向に考えてしまう時に必要な3つの質問

「ネガティブな思考をなくしたい」と考えたことはありませんか?

すぐに不安になる
つい悪い結果を考える
あれこれ考えて行動ができない

このような思考さえなければ、もっと好きなことができたのではないか。

思い切った行動ができれば、もっと違う人生があったんのではないか。

確かに私もそんな悩みから、もっとポジティブになろうと頑張ったものです。

しかし思い浮かぶものを「考えないようにしよう」とか「もっとポジティブに考えよう」と努力しても、なかなかうまくいきません。

それは思考のくせがもともとネガティブだからです。

よく言えば、慎重で熟考するタイプで思慮深いのです。

そもそもネガティブは悪ではありません。

ネガティブでない人間は、危険な森にズカズカと入っていくし、食べて良いかわからないものを食べてしまうし、生存することができないのです。

昔はそれで良かったのですが、現代では少し違います。

先進国では飢えを心配することはないですし、すぐに殺されるような場面は限りなく少ないでしょう。

ある程度リスクをとって行動しなければ、経済力を高めることも、権威を得ることも、自由を手に入れることもできません。

そこで必要なものがポジティブな思考です。

人はネガティブもポジティブも持っていて、グラデーションのようになっています。

そのバランスを調整することで、現代を生きやすくすることができます。

理想は、ネガティブ4割、ポジティブ6割がベストといわれています。

しかし先ほど言ったように、ポジティブに考えようとしても、ネガティブ思考の人は無理です。

自分の中で生まれてくる思考を否定することになるので、自己否定につながってしまいます。

すごく辛い行為です。

ですので、ネガティブ思考の人は3つの質問を自分にするようにしましょう。

  1. 時間
    その出来事は短期ですか?長期的ですか?

  2. 範囲
    それは一部ですか?全部ですか?

  3. 何のせいですか?
    自分1人のせい?他にも原因はない?

例えば、あなたは仕事でミスをしました。そんな時にネガティブなあなたは、「私はいつもミスばかりして、何もできないダメなやつだ。だから恋人にも捨てられるんだ。」と嘆きました。

そこで3つの質問を自分にしましょう。

そのミスはいつもですか?
うまくできたことはないんですか?

「同じミスは2〜3回くらいかな。」
「普段はうまくやれている。」

仕事の全てがうまくいかないのですか?

「いや、今回は入力ミスをしただけで、他の仕事は完了している。」

原因になることは自分以外にないですか?

「予定の仕事ではなく、部長に急に頼まれた仕事で、時間がないけど怒らせたくないから急いで済ませようとしてしまった。」
「恋人に振られたのは、仕事のミスとは関係ない」

このように分析できると、自分が全てが悪いわけではなく、短期的なもので、自分にもできていることがあると理解できます。

自分のミスを見つめなおすのは気が引けますが、目の前にすると意外と大したことはないものです。

避けていると問題を大きく見積もってしまい、自分を責めることしかできなくなるのです。

ネガティブ思考をなくすことは考えずに、問題や課題をしっかり分析して、できるところから改善していけば大抵の悩みは解決できます。

不安に感じること、悪い結果になりそうだと思うこと、行動するにはどのくらいのリスクが抵抗ないかなど、自己分析してみましょう。

大丈夫かも、これくらいならできそうかもと思えたら、ちょうど良いバランスです👍

4:6の法則でネガティブと仲良くしていきましょう。

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