他人と比べて灰となる

人は常に他者と比べています。

ブランド物を身につけている人と自分の身につけているものを比べて落ち込む
楽しそうな人と暇な自分を比べて悲観する
みじめな人と自分を比べて安心する

このような行為は本能で行われており、どうしても人は比較してしまいます。

なぜ比較してしまうのか。

昔の人たちは、小さな集団で生活していました。

その中で他者と比較することで、集落のために何ができるのか、自分が集落から追い出されないようにするにはどうすべきなのかを理解していたのです。

つまり比較することで社交性を高めていたのです。

しかし現代では、その社交性は不幸を招きます。

ネットで世界中とつながるようになり、比較対象が多くて評価者が誰なのかもわからないため、比較しても満足することはありません。

SNSを見て楽しそうな人を見ると、自分の生活がみじめに感じます。

自分よりも不幸そうな人を見つけては安心し、リスクをとらずチャレンジしなくなり、ネガティブな思考になっていきます。

不安が増えて、アンチコメントや悪い噂を流すなど、他者の価値を落とすことに夢中になってしまいます。

人間関係が嫌になり、満足感がなく、不満が増えてしまいます。

他者に合わせて生きるため、親や世間の価値観に振り回されて、自分の本当の目的を見失う人生を送ります。

承認欲求が高まり、振り回される人生を送っている人たちがあふれています。

仏教でも承認欲求を「慢」と言い、慢を持つ者をブッダが無視で対応するほど厄介なものだったそうです。

できるだけ比較をなくし、自分の人生を送ることで、幸福度を上げることができます。

現在目標としていることが、承認欲求になってないか考えましょう。

「出世して周りを見返したい」ではなく、「出世するために必要なスキルを身につけよう」という目標にしましょう。

楽しいことを定期的に行いましょう。

毎日、毎週、毎月にできる自分が無条件で楽しめることを行いましょう。

ポジティブな感情が創造性、楽観性、柔軟性を高めて、幸福感を得ることができます。

他人の手助けをしましょう。

利他主義は幸福感を高めます。

やりたいことがわからない人は、まず利他的な行動から行ってください。

お金に振り回されるのはやめましょう。

本当に自分がやりたいことをやり続けるのに最低いくら必要だと思いますか?

意外とお金は必要ないことに気づくと思います。

他者との比較の根底にお金が関わっています。

比較をやめれば、稼ぐことに振り回されることはありません。

お金に振り回されると自由にはなれません。

自分と向き合えた人に、お金はついてくるらしいですw

まずは自分の価値観を思い出しましょう!

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