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やる気がでないのは押しているスイッチが違うから

人間は、二つのタイプに分けることができます。

俺か俺以外か。

すみません。
これはROLANDさん以外には、当てはまらない分け方でした笑

2つのタイプとは

獲得フォーカスを持った積極タイプ

今より上を目指そうとします。
リスクをとって、チャンスに飛び込み、創造的でイノベーティブなアイデアを生み出します。一方でミスが多く、問題を見落としがちで、楽観的すぎるきらいがあります。


回避フォーカスを持った慎重タイプ

現状維持を好み、万事スムーズに運ぶように努力します。軽関心が強く、物事の分析が得意です。プラン作成や事前準備をしっかりとしていて、リスクを嫌い、現状に固執してしまうことがあります。

あなたは、どっちのタイプでしたか?

極端な二択なので、感覚的にわかるとは思いますが、もし自分のタイプがわからないのであれば、こちらのテストを参考にしてみてください。

促進予防焦点尺度


このタイプを理解しておけば、人間関係をより良くすることが可能です。

なかなか理解し合えない
部下を鼓舞してパフォーマンスを上げたい
子供のやる気を高めたい

このような悩みはよく聞きます。

これを解決するためには、タイプ別の特徴を理解して、接し方を相手に合わせて変える必要があります。

積極タイプへの接し方

大げさに褒める
現実的な意見よりも、少し大げさなくらいの誉め言葉の方がやる気が出る

ポジティブな結果を想像させる
「これをしたら何を得ることができるのか」というイメージを具体的に持つことで、モチベーションが高まる。

アイデアを自由に出させる
創造性の高さを活かす。多少のミスはご愛敬。

迅速に達成させる
ゆっくりに正確な仕事は苦手なので、どんどん前に進んでいる感じを出していきましょう。


慎重タイプの接し方

現実的な評価を行う
現実的な助言や的確な批判が、やる気につながる。

ネガティブな結果を想像させる
最悪な結果を想像することで、避けようと努力する。

アイデアの評価、分析をお願いする
アイデアを出すのは苦手だが、思慮深く、客観的に分析や評価をすることが得意である。

ゆっくりと集中する環境を整える
時間がなく、ミスが多発するような環境では力を発揮できないので、焦らずにじっくりと取り組める環境をつくる。

まとめ

このタイプの違いや特徴を理解しておけば、どのような考え方で、何を重要視しているのか理解することができます。

相手に対して「何を考えているかわからない」と感じるのは、相手とタイプが違うために考え方や物事のとらえ方が理解できていなかったのかもしれません。

子供に何度言ってもやる気がでないのは、子供の心に刺さる伝え方ができていないだけなのかもしれません。

部下たちをいくら鼓舞してもモチベーションが上がらないのは、部下ひとりひとりのタイプによって、褒め方や目標の作り方を変えていないからなのかもしれません。

人は、つい自分のやり方をすすめてしまいます。

大げさに褒められて喜ぶ人は、相手にも同じように褒めるでしょう。

しかし、タイプが違うと逆効果になることもあります。

慎重タイプは大げさに褒められると、居心地が悪く感じ、相手を嘘つきだと思うかもしれません。

これは決して相手を操作しているわけではなく、相手に合った言語を使おうという話です。

もちろん自分のやる気を出すためにも使えます。

自分が喜び、やる気のでる環境を選んでいけばよいのです。

あなたの目標達成の役に立ち、人間関係の悩みを減らすことに繋がれば幸いです。


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