「幸せ」にこだわらなくていい
こんにちは、心理士のなべたです。
「幸せ」という言葉は、多くの人が追い求めるものです。
しかし、果たしてその追求が本当に必要なのでしょうか。
この記事では、「幸せ」を追いかけることにこだわらず、自分が大切にしているものに向かっていく生き方を紹介します。
参考にした書籍はこちらです。
苦痛を取り除くだけでは足りない
誰もが苦痛や不安を和らげたり、怒りや悲しみを感じないようにしたいと思うものです。
でも「苦痛や不安、怒りや悲しみがない」というだけで人生は価値のあるものになるのでしょうか。
確かに苦痛などはないほうがいいです。
でもそれは「そのほうがよい」というだけです。
あなたにとって最良の人生にしていくためにはそれだけでは足りないのです。
価値に向かう生き方
「価値」とは人生においてどうふるまいたいかというものです。
価値については以下の記事をどうぞ。
価値に向かって進む人生とは、ときに困難に見舞われるものです。
誰かに傷つけられることも、予想外の大失敗も、自分が自分でイヤになることもあるでしょう。
不快な感情や、自分否定の思考に襲われることもあると思います。
価値は豊かな人生にしてくれる
最も重要なことは、自分の価値を明確にすることです。
価値とは、自分のあるべき姿を示してくれます。
心の奥底で強く望んでいる「こうありたい」という願いです。
価値は「自分は○○でありたい」というふるまいのようなものです。
「○○が欲しい」「○○してもらえる人になりたい」ということではないということを覚えておいてください。
価値が明確であることは、心のなかにコンパスを持つようなものです。
コンパスを持っていれば進むべき方向を間違うことはありません。
コンパスに従って着実に進むなかで、あなたの人生はきっと豊かになっていくはずです。
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