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「ウソ婚」ウソだらけの世の中で、どんなホントに会うか。

感想3️⃣8️⃣本目

最終回まで見終えたので、私なりに感じたことを書きます。
※感想部分に一部ネタバレを含む場合がございます


~あらすじ~

自分の会社を経営するほどの腕をもつ一級建築士の夏目匠。
仕事も順調な匠だが一つ大きな悩みとウソを抱えていた。
大手取引先である二木谷のポリシーは「家庭を持ってこそ一人前」
独身の匠は既婚者のフリをして二木谷と仕事をしていた。
しかしある日、二木谷主催のパーティーに妻を連れてくるように言われ絶体絶命のピンチを迎えている匠。
一方、人にものを頼まれると断れないお人よしな千堂八重。
職場で同僚をかばい職を失い、彼氏からも別れを切りだされ恋人を失い、ルームメイトからの同居解消も断れず家も失っていた。
こちらも絶体絶命のピンチを迎えている八重。
そんな二人は幼馴染で偶然にもある雨の降る日に再会する。
匠の目の前で盛大に転ぶ女性がいた。傘を差し出すと、その女性は偶然にも小さい時に重いを寄せていた八重だった。
人生どん底な八重に匠はある提案をする。
「バイトしねえ?」

匠が放つその言葉の意味とは?二人の運命とは?
ウソから始まるラブコメディー!

~キャスト~

・夏目匠…菊池風磨(Sexy Zone)
・千堂八重…長濱ねる
・進藤将暉…渡辺翔太(Snow Man)
・二木谷レミ…トリンドル玲奈
・吉田健斗…黒羽麻璃央
・小峰はるか…織田梨沙
・西野紗智…中村ゆりか
・二木谷皓司…鶴見辰吾

~スタッフ~

・原作…時名きうい「ウソ婚」
・脚本…蛭田直美
・監督…山口健人、木村真人、大﨑翔
・音楽…岩本裕司、前田恵実
・エンディング…Sexy Zone「本音と建前」
・プロデューサー…岡光寛子、島本講太、芳川茜

~放送~

・放送局…フジテレビ
・放送期間…2023年7月11日~9月26日
・放送時間…毎週火曜23時-23時30分
・放送枠…火ドラ☆イレブン
・話数…12

~感想~

「菊池風磨ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
もうこの感想しか出てきません(笑)

近年”契約結婚”をモチーフにした作品を多く見かけます。
この作品も展開はあらかた読めていたものの最初から最後までずっと面白かったんです。
きっと主演の菊池風磨さんの人柄があってこそだと強く感じます。
アイドル<バラエティ
のイメージが世間になじみすぎていますが”俳優”というジャンルもなじみすぎてこういう人間を”多才”と呼ぶんだと思いました。

同じ人を何年も思い続けること、初恋を実らせる難しさを大人になればなるほど実感する日々を送っています。
多くの人と出会い、別れを繰り返してきました。
初恋も経験しました。
”初めて”というのは何事においても人生で一度しか訪れません。
まだまだ訪れていない”初めて”を経験するために今日も明日も生きていこうと思います。

二人の進まない遠慮しがちな恋にじれったさを感じながらも着々と近づいている気持ちにニヤニヤしながら見届けました。
近い存在になればなるほど思いを伝えるのが怖いと感じます。
家族にでさえも言いにくいことがあるのに「好き」だなんてもっと言えない。
言わなければ始まらないのに言えない。
八重に関しては気付いてもいない…(笑)
いろんな人と関わっていると自分でも嫌になるくらい「疑り深い人」になっているような気がします。
だからこそ八重の鈍感さが羨ましかった。
自分にはないものを持っている人が眩しく見えます。

欲しいものは「欲しい」と言える強さを。
好きな人に「好きだ」と伝える勇気を。
なにか大切なことを教えられたような気がします。
いくつもの”恋”が詰まっている作品でした。
全員大切な人がいる。
それってすごいことだと思いませんか?
思いの形は違うかもしれない。
好きだからこそ必死にだってなるしわがままにもなる。
それが正解かはわからないけど人を好きになるのに間違いなんてないと信じています。

誰かのためにつくウソって優しさに変わるのかな?
八重はウソの塊でできたような子でした。
でも八重がウソをつくのは誰か別の人のためでした。
ウソは悪いことだけど八重のウソをほとんどの人は”優しさ”と呼ぶと思います。
人にウソをつくのも良いことではないけど一番悪いことは、「自分にウソをつくこと」だと思っています。
先日、テレビで「断れる女:断れない女」特集をしていました。
私は断れる性格ですが、八重は絶対行きたくない飲み会に参加するような子だろうな~なんてぼんやり思いました。
行きたくないなら行かなければいいと思ってしまいます。
「みんながいいならいいよ~」ではなく自分はこうしたいという思いを口に出せるような、口に出しやすくなるような世の中になったらいいなと思うように、そんな環境づくりをしたいと感じます。
自分の気持ちを優先するということは全員が全員できるものではありません。
少なくとも私にはできません。
人をそれは「協調性」と呼びます。
どの人の気持ちを優先するかどうかを選ぶ権利は自分にしかないから。
決定権は自分にあるように自分の気持ちもエントリーするべきなんです。
”人”には自分も含まれているということを忘れないでほしいと強く主張します。

終わってしまうのが寂しいと感じる作品の一つでした。
たっくんの一途さ
八重の人の痛みに寄り添うことのできる優しさ
進藤さんの辛さ
レミの不器用さ
全部愛おしかったです。守りたいと思ったし、みんなの幸せを願う作品でした。
現実にたっくんのような男が現れたら、男女問わず全員好きになるだろという気持ちはここだけにしておきます。

人を思い続けることの楽しさも難しさも辛さもみっちり詰まっていました。
菊池風磨節が効いています^^
王道作品だからこそ明るい気持ちで見ることができます。
たくさんの方に見ていただきたい作品です。
火ドラ☆イレブンはイケメンが多く出てくるので助かっています(なにが?)
気になる方はぜひ見てみてくださいね👀

どなたかの目にこのnoteがとまりますように。
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