酒販店経営。
製造期間を経て、漸く投稿に至りました!
間が空くと鈍ってしまいますね。。
また懲りずに御閲覧下さると幸いです<(_ _)>
今回は飲食店(フードトラック含)起業を考えておられるお客様とのお話を纏めつつ、酒販店の利益ってどのくらいなのかお話しさせて頂きます。
それぞれ、カテゴリーによって酒税も多少変化しますが半年ごとに酒類の数量報告の義務があり、税務署へ賦課金として納めたりもします。
特に昨今はコロナの影響もあり業務配送が少なく、一般の方々のお買い物が増え、本格焼酎や日本酒、ワインなどの特殊な酒類が売れた為、利益率は高い方にあったと思います。
しかし、また人の流れが顕著になると、ビール、リキュールなどの飲食店メインの売り上げが安定化すると見込まれるので、今年は純利益のパーセンテージは下がるかもしれません。
健康促進キャンペーンやソヴァーキュリアス(しらふを楽しむ)という層の登場により、お酒の立ち位置はより限定的になる可能性も有り得ます。
その中で、酒販店の活動として必要になる事が幾つか挙げられ、アルコール以外の商材、家族連れで来られる雰囲気作り、立ち飲みでお客様同士のコネクションを拡張するなどが有ります。
ウチでは2020年より角打ち(カクウチ)という大衆的な立ち飲みで良いお酒を安価に提供することから始まりました。
新政、風の森、田酒など県内では弊店のみの取り扱いの日本酒から徐々に拡げていき、時には飲食店様にご協力頂き、イベントを催す。
私は昔ながらの小売酒屋が大好きなのですが、この時代にはどうしても「呼び水」が必要です。
人情だけではなく、必要な物が速度的に求められる現代。
どうしても情報の透明化が進んだことで、お客様の感度が上がり、所謂人気の物を買われる傾向にあります。
弊社に於いては取り扱うにも簡単ではない銘柄も幾つかありますので、現代においてそこはとても重要な部分になります。
しかしながら、そこばかりに依存してしまうと飽きられますので、マニアックな物に言及したり、テーマを決めたり、ブラインドテイステイングをやってみたりと枚挙にいとまがありません(笑
そんな中、個性的なお酒を良く買われるお客様に目が行き、話をしたところ、相当な日本酒好きという事が判明。
冗談半分で、酒ディプロマ(ソムリエ協会の日本酒ソムリエ)受けてみませんかと問うたところ、昨年取得された猛者がおります。
歳も近く、料理やファッションも精通されているという事で、今まさに飲食店開業を志している最中です、驚きますが。
本気でお客様が酒屋を通して熱意を持たれる瞬間を垣間見て、とても嬉しくなった事を今でも覚えています。
恐らく去年の今頃。
さて、お酒の利益率ですが入値に対して粗利が高いのがワイン、中程度で日本酒、低いのが焼酎という感じです。
お酒は加工品という特性もある為、熟成させたり用途として料理酒として転化する事も出来る為、ある程度の融通が利きます。
既述の通り、飲み手は減少傾向ですのでユーモアや戦略が無いと大変厳しいビジネスになるのはご覧の通り。
取引の額や在庫もそれなりに抱えたりするわけですので、お取引にはシビアになります。
そう考えれば飲食業の方が自由度が高く、店舗、移動式などなど方法がある上、過剰在庫も抑え込めます。
法令を遵守さえすれば、広域に移動しながらお酒とおつまみの提供が出来、色々な場所でコミュニケーションを拡げられる。
その代り、食材と上手く向き合うスキルや参入障壁が薄い為、常に競争する姿勢も問われます。
そんなことや経済の事なんかを考えてたら、あっという間に4か月も投稿してなかったというお話ですw
まだまだここは門外漢ですが、お客様と楽しい話、ネタを増やしながら部別の尺度で酒屋を客観的に見れたらいいなっておもいます!
売るだけではない、相談に乗ったり寧ろ助言を頂いたり、酒屋はステータスや国籍に縛られない憩いの場でもあると思うし、個人的に色々な国を旅した自分からすると明らかに日本の独立した文化だと思えるのです
※細かい利益率や飲食店さん酒販店の経営や動向が気になる方向けに、次回は有料記事も素人ながら書いてみようかと思います。
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