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深夜がんばり隊|江戸時代より明るい部屋

こんばんは。

深夜がんばり隊。


昨夜、珍しく我が部屋に母がやってきた。

カタログギフトやスタバのカード、
マグカップを抱えて。

年度末は贈り物が多い。

「1年間お世話になりました」だったり、
「今までお世話になりました」だったり。

よほど嬉しかったのか、
贈られた品々を丁寧に説明するのを、
ちょうど干そうとした洗濯物を手に、
視界の隅で冷めかけていた
チーズトーストを気にしつつ、
ただひたすら「うんうん」と聞いた。


ある程度話し終えて満足したのか、
久しぶりに入った私の部屋を見て、
片っ端から褒めはじめた。

自慢じゃないが、私の部屋は悪くない。

無駄なものは多いが整頓され、
どこで何をするのかが明確に分けられ、
適度に生活感のある、悪くない部屋。

なにより、
適度に飾られた本棚には
お洒落な紅茶の箱やカップが置かれていて、
そこだけ見ればインスタに生息する
キラキラ女子と勘違いされそうだ。

そんな我が部屋のひとつひとつを、
「いいね」「こうしてよかったね」と
褒めちぎる母。

余程嬉しく、機嫌が良かったのだろう。


しかしひとつだけ、
ネガティブな指摘を受けた。

『暗い』

たしかに、我が部屋は暗い。

蛍光灯がひとつ切れているのだ。

3本の蛍光灯のうち、
1番大きな1本が切れていて、
残り2本も力尽きようとしているのか
根元が黒くなっている。

蛍光灯の寿命は知らないが、
品番を見たら『NEC』と書かれていた。

調べてみたら、2019年4月から
社名が『ホタルクス』に変わっていて、
よって、いま使っている蛍光灯は
2019年4月以前に購入したことになる。

よく、持ちこたえている。

1本しか切れていないことに感動すらした。


替えの蛍光灯を買ってくるか、
LED対応の照明器具を買ってくるか、
すごく悩ましい。

LEDの良さは寿命が長い、
節約できるとか聞くが興味はない。

ただ、
LEDが主流になっているらしいから、
LEDにしたほうがいいような気もする。

次に蛍光灯が切れてしまったとき、
「もう古いタイプないんですよね〜」って
ヤマダ電機で言われるかもしれない。

どちらでもいいなら、
本体ごと取り替えてもいいかもしれない。

使えるものは壊れるまで使うのが
「Japanese MOTTAINAI」なのだろうけど。


蛍光灯を替えるにしても、
本体ごと替えるにしても、
自分ひとりでやってのけたい。

長く付き合った彼と別れてから、
「恋愛だるい、ひとりがラクだ」
と気づいてしまった。

ひとりでラクに生きていくためには、
蛍光灯くらい自分で替えられなければいけない。

でも、
私は蛍光灯を替えたことがなくて、
本体ごとなどとんでもない。

私と同じ身長の老父や、
仕事で疲れて帰ってくる弟に頼めば、
スムーズに取り替えてくれるだろう。

ただ、
次に蛍光灯を替えるとき、
老父が生きてるかどうかわからないし、
弟が実家に留まっているかもわからない。

もしも私ひとりしかいなかったら、
そのとき初めて困難にぶつかることになる。

それなら早いうちに、
なんならこのタイミングで
ひとりで蛍光灯を替えられる女になりたい。

このタイミングでやってみて、
もしも自分の力で出来なかったら、
今回は弟に頼んでやってもらう。

次からは、
きっと蛍光灯代よりも高い工賃を払って、
業者に蛍光灯を取り替えてもらえばいい。

家電なんてものは危ないから、
たとえ蛍光灯1本だけでもプロに任せたい。

感電しちゃうかもしれないし、
落ちてきちゃうかもしれないし、
火を吹くかもしれない。

そう、電気と火は危ない。


Amazonのカゴには、
付け替え用の蛍光灯3本セットと、
本体1個が入っている。

どちら買うか、一晩悩むことにした。

ちなみに私が分からないのは、
照明器具の本体を買えば、
蛍光灯(LED?)がついてくるのだろうか。

『電池は別売りです』

よくおもちゃに書いてあるような
文句が書かれていなくて、
きっと蛍光灯も付いてくるんだけど、
もしも付いてこなかったら二度手間になる。

LEDシーリングライト
(本体+LED3本+豆電球付き)

と品名に書いてくれればいいのに。

どこかに小さく書いてあるかもしれないけど、
もう今夜は面倒だから確認しない。

常識で考えれば…

いや、でも常識で考えたのに
電池がついてなくて困ったことが何度もある。

明日、メーカーに聞いてみようか。

それとも、ヤマダ電機に行ってみようか。


どちらにしても手間がかかるから、
もしかしたら何もせず、
最後の1本が力尽きるまで
蛍光灯を見守るかもしれない。

寛容な私は蛍光灯が1本切れたことくらい、
いとも容易く受け入れて過ごせる。

最後の1本になるまで動じない、
粘り強さを見せるときなのかもしれない。

部屋が暗いと心配する母に
「暗いのが当たり前だから暗くない」
と謎の理論をかまして睨まれたが、
それが本音だ。

江戸時代のお殿様の部屋よりは、明るい。

お殿様よりも明るい部屋で暮らす私、勝ち。


いや、冷静になるべきだ。

今は江戸時代じゃない、
令和にしてはこの部屋は暗い。

明日また検討する。


蛍光灯がどうのこうの、
そんな話で2000文字超えのnoteを書いた。

今日は調子がいい、よく眠れるだろう。


最後まで読んでいただいて
ありがとうございました🙇‍♀️

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