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⭐️今気を付けたい、副腎疲労症候群 ビタミンCを摂ろう!⭐️

5月に入り爽やかな日々が続きますが、皆様の中には心や体に思うようにエンジンがかからず、 「いつも疲れていてとれない」、もしかして「5月病」?と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかしここで見落としてはならない病気があります。
それは「副腎疲労症候群」です。

症状ですが一般的なものとしては、 寝ても疲れが取れない、朝起きられない、体の節々が痛む、頭がふらふらする、やる気がない、楽しみが感じられない、夜眠れない、記憶力や集中力が低下するなど一見不定愁訴の様なものが挙げられます。

しかし、日本には副腎疲労を正しく診断できる医師がほとんどいません。
うつ状態を伴うこともあることから誤って「うつ病」と診断され抗うつ薬などで治療されるケースも多いです。

その他、慢性疲労、自律神経失調症などと診断されるなど、医師に診てもらっても正しく診断されないケースが多いのです。

では「副腎疲労症候群」とはどのような病気なのでしょうか。

腎臓の上には副腎という小さな臓器があります。
副腎はホルモンを分泌する内分泌線の一つで、コルチゾールやアルドステロン、アドレナリンなど生命維持に必要なホルモンを分泌していますが、その中でも最も重要なのがコルチゾールです。
コルチゾールはストレスがかかったときに大量に分泌されます。
それが短期間であれば問題ないのですが、数年間など長期に渡ってストレス状態にさらされると副腎が疲弊し、副腎疲労となり、コルチゾールの分泌が低下して体がコルチゾール不足になってしまう
のです。

親の介護、オーバーワーク、栄養不足、睡眠不足などが一般的な原因ですが、 ここで注意していただきたいのは、長期にわたる睡眠を削ってのトレードや、 コロナウイルス流行も一因になる可能性があるということです。

コロナに感染するのではないかという恐怖、または感染後の後遺症、続発的な人的、社会的問題に直面するなど、ここ数年間、世界中が長期にわたる緊張、ストレス状態にあったのです。
そのため副腎疲労症候群になる人が増えていると考えられます。

私の周りでは、コロナウイルス感染症の対応で疲労した看護師さんたちが大量離職する時期がありました。
事務員の話によると、退職届の退職理由の蘭は、わずが5行程度でしたが、 「もう疲れ果てました」「病院にくることができません」「限界です、ごめんなさい」などの言葉が米粒のように小さな字で埋め尽くされていて読むのも辛かったと聞きました。

マスクも徐々に外しほっとするこの時期に、これまで頑張り続けた副腎の疲れが出て、様々な心身の不調になって現れる可能性があると思うのです。
検査をしても明らかな異常はないことも多く、見逃されがちです。
ぜひ心当たりのある方は、ホルモン補充療法(ナチュラルなものをお勧めします)、栄養(大量のビタミンC、ビタミンA.B、E群の摂取)、睡眠、などの治療を行って元気になっていただきたいと思います。

人体の中で最もビタミンCの濃度が高いのは副腎と脳で、体内でビタミンCは作ることができないので、大量に補充するのです。

ビタミンCはストレスにも効果のある物質ですね。
寝不足でトレードしている方々も要注意です。
ビタミンCを摂りましょう。

ご参考になれば幸いです。


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