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声で知る「便り」

電話で話す相手がいる。
電話でしか話せない相手もいる。
親や親戚や、SNSが苦手な友人たちだ。
今日はそんな二人と、ゆっくり話をした。

それぞれ気づけば小一時間ほど、互いの近況や共通の知り合いの話題などを、
思いつくまま、脈略もなく話した。

仕事でもプライベートでも、電話で「声を聞いて話す」ことが格段に減ってきている。ビジネスだけの相手なら、話すのが面倒なときもあるし、会話が文字化されたほうが後から見返すのにとても便利だ。
けれど、友人や親しい人の場合は、電話をかければ早いのに、と感じることもある。声を聞き直接話すと、「本音」や言外の「雰囲気」を感じ取ることができるのにな、と思う。

期せずして二人続けて長電話をすることとなり、合計2時間弱!けっこう話し疲れたけれど、心地よい疲れだった。たまにはこうして、相手の温度を感じながら話すのもいい。

電話は、人の体温が伝わる「便り」である。

たまには電話をかけよう。声をかけよう。

追伸。写真は2011年11月7日。蒲郡の朝焼け。

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