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【1歳9カ月&第2子臨月。仕事と子育ての両立について総括①】

気付けば、生後9か月の慣らし保育から記録が滞っておりました。
生後10か月で仕事復帰してから怒涛の1年間。瞬く間に時間が過ぎてしまいました。

今回の記事では育児と仕事の両立について総括したいと思います!

慣らし保育は3週間ほどかかり、やっと昼ごはんを食べられるようになり、5月初旬の私の仕事復帰の頃には夕方まで預けられるようになりました。

一番つらかった時期は、復帰後半年間くらい。
春頃はまだ仕事もセーブしていたものの、仕事がだんだんと忙しくなったこと。近くに住んでいた姉が復職して平日助けてもらえなくなったこと、酷暑で体調管理がただでさえ難しかったこと、離乳食~幼児職への移管や適応などしながら、週3回の片道1.5時間の出勤。
夫は週野半分以上は出勤で、帰りが10PM~11PMはざらなので、お迎えから寝かしつけまではワンオペの日々。
こどもは毎週のように保育園の風邪をひいて、通院したり、登園証明書を取りにいったり、家でみながら仕事をしたり、自分もうつされて風邪をひいたり。

夏ごろについに副鼻腔炎になり、ガンガンと頭をたたかれるような、人生で一番つらいレベルの頭痛が数日間続いて動けなくなりました。
母や姉に来てもらい夕方の夜ごはんを助けてもらっていました。

そんな時・・

「ひょっとして?」と思って念のためと思い妊娠検査薬を試したところ、まっすぐ赤い線が出ている・・・!!

ええ~~~!!

と、予想外の第2子妊娠が判明しました。
一人だったけど、トイレで「ええ!」と声がでた。

耳鼻科にいって、妊娠しているのだけどこの頭痛なんとかしたいと相談すると、「妊娠してるなら、出せる薬ないな~」と。「漢方だしてあげようか?」と言われるも、副鼻腔炎は抗生物質じゃないと消えないことを過去の経験から知っている私。絶対漢方じゃ無理だと予感して粘るも、「出せませんね~~」とのんきに言われる。耳鼻科の待合室でも、頭が痛すぎるので、受付の人に「保冷剤など貸してもらえないか?」ときくと「無いです。」と一蹴。
「つめた!!」と、風邪っぴきの弱い心がさらにえぐられる。。。
すがる思いでネットで調べたところ、きちんと病院で妊娠の認定を受けて相談すれば処方してくれることもある、ということで、そのまま近くの婦人科に行き絶え絶えたどり着き、妊娠してるぽいのですが、とにかく副鼻腔炎の薬を出してくれと懇願。待つ間も頭痛が辛すぎて、待合室でボロボロと涙が出てくる。
そんな様子を見かねたのか、看護師さんが近寄ってきて、大丈夫?と声をかけてくれて、もっと泣く。やっと優しくしてくれる人がいて、人のあたたかさが心に沁みる。

やっと自分の番になり、妊娠検査を受けると、小さな袋が見えるとのこと。「おめでとうございます」女医さんに言われ、「副鼻腔炎の薬、ありますよ。飲んでみましょう。」と。
クスリ、ある~~~!と、妊娠よりもそれが嬉しかったという…。やっと私を助けてくれてありがとう、と涙ちょちょ切れながら、病院を後にしたのでした。

薬局にいっても薬がすぐに出なくて1時間ほど待たされ、夏の外の強い日差し(多分35度くらいは越えていた日だったと思う)にも耐えられず、タクシー探すもつかまらず、病院から駅まで徒歩5分も歩けずバスに乗り、駅から家までもバスに乗りやっと帰宅。

帰宅してカロナールでやっと頭痛が楽になり、その後はじめて「妊娠しているのか・・・」とエコー写真を見て、実感がわいてきました。

なんにせよ、妊娠判明。
私たち夫婦にとってはうれしい驚きでした。

一方で、正直な話をすると、仕事と子育ての両立の大変さを身に沁みて実感していた時期で、2人目なんて不器用で怠け者の自分には全くできそうにない。こ~れは~~無理だ!と思っていたところだったので、複雑な気持ちはありました。妊娠=おめでたいことで、喜びたいのに、素直に喜べない自分がいました。

辛い妊活や胞状奇胎を経ての1人目だったので、子供を授かることの奇跡はわかっているはずなのに、私の生活、二人目が産まれたらどうなっちゃうのだろう?!、という不安の方が大きくて。

富士山登頂してやっと辛さを乗り越えたのに、「これからもう一回1合目から登るよ?」と言われた気分でした。

そんな葛藤もありながらも、赤ちゃんは日々順調に育っていきました。
1人目の時とはわけが違い、とにかく、日々の生活に必死で、つわりの時期以外は妊娠しているという自覚もあまり抱けないまま毎日がすぎていきました。
出勤、帰宅、保育園へのお迎え、食事、風呂、寝かしつけand保育園の準備や普段の家事などは、待ったなしの暮らしのルーティン。
家事を在宅の日にやって少しでも出勤日の負担を減らすことを意識していたけど、とにかく、家を出る瞬間から乗らなければならないバス、電車、お迎えのタイムリミット、寝かしつけまでの分刻みのスケジュールをこなす日々。
息抜きは職場の同僚や取引先の方とのランチタイムぐらいで、余白の時間がほぼない生活になれるのが大変でした。

多分、もともとマイペースな生活を送っていたこともあるのかな、と。笑

母親業、そこらへんのスポ根部活動よりストイックだわ!!
完全に育児と仕事の両立、なめてたわ!!!
今でこそ在宅をさせてもらえる時代になったけど、毎日出勤してたワンオペワーママ、まじすごいわ!!!

と思った一年間でした。
子どもの成長は目覚ましく、楽しく充実した日々であったことも、間違いないのですが。




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