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新入社員に祝辞を送る ~成功者とは何か?~


新入社員の季節

こんちわ。桜の季節って意外とまだうすら寒いよねって感じている人です。三寒四温で体壊しそう。

さて今週、新入社員が入ってこられた企業様も多くいらっしゃると思いますが、弊社もそうでございまして、入社式やらオリエンテーションやら研修やら、てんやわんやでした。
おかげでITネタを探す暇もなかったわ~と言い訳してみたりしてる今日この頃。(ちゃんとやれや)

色々忙しかったのですが、その中でも入社式の冒頭、新入社員への祝辞と言うのはいつもながら悩むものですね。
たくさん言いたいこともあるような、私のような者が語れることなどあるものだろうかと、今回も考えあぐねておりました。

そして4月1日に無事5分ほど話して事なきを得ました。短いなっ!
結構考えたのに、話すとたったの5分ほどと言うあっけないものなんですよね。

しかし祝辞というのは先輩が新人に一番言いたいことをぎゅっとしたものなので、ためになるものも多いんですよね。
とは言え、私が新人の時はそんなことより、自分がしなければいけない自己紹介でいっぱいいっぱいで、ちゃんと話を聞けてなかった気がします。
まぁせっかくなので、今年の新入社員にも改めて聞いて欲しいという事もありますし、また来年も使い回せねぇかな(こら!)という考えも1ミリぐらいあったりして、ここに備忘録として残しておこうと思いました。…ITネタも無いし。
ではいきましょう。

祝辞

冒頭

祝辞というのは、皆さんはまだあまり経験がないかもしれませんが
何を話したら良いものかと結構悩むものです。

今回の祝辞のために、TikTokやYoutubeで「祝辞」「スピーチ」と検索して
良さげな話を丸パクリしようと必死になって探しておりました。
一体私は何をしているんでしょうかw

そんなよこしまな気持ちで動画を見ていたんですが、いわゆる何かの分野で成功した人が登壇することが多いんですよね。
素晴らしい体験談など織り交ぜて祝辞としていました。

いくつかスピーチを聞いていたのですが
どうも「うーん…」となってしまったんですよね。

問題提起

「この成功者の話から何を学べるというのか?」と思ってしまったんです。すみません、私の性格ひん曲がっておるようで。

だって成功者なんてものは、たまたま良い人に巡り合えた、爆上がりする業界にいたとか、その時のめぐりあわせとか、タイミングによるものが大きい気がしませんか?
成功者の多くも「運が良かっただけ」って言っているので、その要素は大いにあると思います。

それなのにどうも我々はその成功者からの恩恵を受けたいあまり、エビデンスやデータとはかけ離れた経験談や哲学的な行動、そう言ったことを実践したいと思ってしまうものですよね。
おいおい、そんなんで果たして成功者になれるのかい?
なれーない!!パワーーー!!!

つまり私が言いたいのは成功者なんててただ単に運が良かった人ってことです。

成功する方法

これでおしまい。…となってしまっては、なんかひがみがすごい大人がいたなぁで終わってしまいます。祝辞なのでそうは問屋が卸しませんね。

前置きが長くなりましたがここからが本題で
では本当に成功したいなら何をしたらいいの?って話なんです。
これ実は案外簡単な方法があります。

例えばサイコロが3つあって、1.1.1が揃ったら成功だとしましょう。
1.1.1を揃えるためにできることって一体なんでしょうかね。

前日にカレーを食べたらいいんですかね?
サイコロに感謝の気持ちを伝えますか?

意味ねー そしてシュール

答えは単純です。
「何度も目が出るまでサイコロを振る」って事です。
サイコロを振る、つまりチャレンジの数が多ければ多いほど成功者になる確率は確実に上がるはずです。

なにこのサイコロ

プチ成功者

いやいや、嘘つけと。そんな事で成功者になれたら今頃日本中、孫正義じゃんってあなた思いましたね!思ったでしょう?
正直に言わんかいっ!!!

でもその通り、こんな単純な話ではありません。
あくまで成功の確率を上げる話ですし、成功をサイコロで表現するのであれば3つなんて生易しいものでは無いですよね。
恐らく膨大な数のサイコロのすべてを1にしないといけないのかもしれません。
ただですね!サイコロはたまに1.1.1以外にも面白い数字を出すことがあったりします。
1.2.3とか7.7.7みたいなぞろ目とかね。
これはもしかすると社会的な成功では無いかもしれませんが、個人的に「ふふふっ」となる数字だったりします。

例えば私はこのnoteでブログを2週間に1度アップしています。
ブログのネタ探しにセミナー受けたり、新しい技術をいじってみたり色々チャレンジしてはアウトプットしてるわけなんですが
別にフォロワーが1000人以上いるわけでも、収益化できているわけでもありません。ひいき目に見ても決して成功しているとは言えませんよね。

でも、たまに「タメになった」とか「記事が面白かった」とコメントをもらったり、スキが100超えたブログができたりすると
心の底からやってて良かったなと思います。
そうするとまた新しいチャレンジをしてみようという気分になるんですよね。

ぷちガッツポーズ

成功者が「私は運が良かっただけ」だと言っていましたが、「楽しい経験をしてきた」とも言う人も多くいます。
もしかすると成功者の定義というのは案外「楽しい経験」の事を言うのかもしれません。

結び

個人的な見解ではありますが、チャレンジをして、どんな目が出ようとも、それを面白いと感じたなら、もう「プチ成功者」でいいんじゃないでしょうか。
もちろんサイコロを振れば、嫌な目、嫌なマスに止まることもありますけど、それもまるで桃鉄のように、たとえキングボンビーが出できても「うわぁやっちゃったなぁ、ここからどう盛り返そう」って笑いながら、またサイコロを振ることができたなら、もうそいつ最強な気がするんですよね。

そんなチャレンジを重ねていった結果、気づいたら孫正義になってたらそれもサイコーに面白いじゃないですか。

これから40年近く「仕事」というものは続きます。
やるなら楽しんでやっていきたいですよね。
そのためにチャレンジの精神を忘れないで、どんな目が出ても面白おかしく捉え欲しいなと思います。
そんなまるで桃鉄みたいなゲームをこの「エンプレイ」でこれから一緒にプレイできる事を楽しみにしています。

ご清聴ありがとうございました。

あ、あと入社おめでとうございます(最初に言えよ)




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