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第22回:プログラム振り返りーHult Online MBA: A Year of Expansion and Refinement!|地方スタートアップ起業家の挑戦

Hultでの初年度の夏学期が終わり、MBAプログラムの半ばを過ぎました。広範なビジネスの基礎知識を学び、自分の強みと弱みについてよく把握できました。これからの学びについて考える1年でした。一方で、オンラインとオンキャンパスの両面で戦ったことで、不便さや苛立ちを感じることも多々ありました。

私は奨学生でもアンバサダーでもないため、中立的な立場から私が経験したプラス面と改善点を共有したいと思います。先日車を運転中に、Hultでの経験を振り返り、ドラゴンボールの例えが頭に浮かんだので、面白いと思ってドラゴンボールを例に振り返ってみたいと思いました。(詳細は省略します。)

Impression #1:お家の奥に眩い光が見えつつ、玄関で挨拶して、帰るような感覚
前後に宿題や課題がありつつ、各科目をたった数日で学ぶので、あたかもジェフ・ペゾスのお家に招待されて、玄関だけ見て彼のその日の午前中の活動を聞いて帰るような「プロローグで終わる」感覚を毎回覚えます。

ドラゴンボールで例えると、凄まじい強さの悟空に腕立て伏せだけ教わって帰るみたいな感じですね。笑 各コースのインストラクターは得意領域については凄まじい知識を有していて、毎回知的好奇心をくすぐってくれます。しかし、「これからもっと深い、専門的な話を聞きたいぞ!」っていうモードになったら授業が毎回終わってるんですよね。

Source: https://comicvine.gamespot.com/forums/battles-7/full-power-ssj-blue-goku-and-vegeta-manga-vs-merge-1893414/

Impression #2:広げつつ、絞る
先ほどのようなプロローグで終わってしまうような感覚が多くの授業である中、たった数日の授業と前後の課題で実践的な知識やスキルが身に付けられているなぁと感じる授業もあります。

それは広範な基礎的なコンセプトの説明をしつつ、実践的に使ってほしいいくつかのコンセプトを絞って、授業内や課題で練習を積むやり方を取っている授業です。この際に、「結局教授だったらどういうアウトプットをするのか?」みたいなのが無く、生徒間でのディスカッションで終わったり、課題提出後に「あれは結局どういうアプローチをすべきだったのか?」とクエスチョンマークが残る場合もありますね。例えば、ある授業で基礎統計量や線形回帰などの基本的な統計的知識・手法をビジネスに応用することを学んだのですが、その授業の担当教授は「これらの分析手法を活用してどのようにビジネスレポートを書くか」に焦点を当てて、かなりの時間をそこに費やして、実際にどのようなレポートを教授がクライアントに対して書いてプレゼンしたかを説明していました。

このように一つでも短い期間で磨き上げて、そこは実践に耐えるレベルになると授業後の満足感は高い気がしました。これもドラゴンボールで言うと、クリリンは戦闘力は悟空などの強い戦士に及ばないものの気円斬という技を磨き上げて、フリーザみたいな強い的にも対抗するんですが、数日の授業であればクリリンみたいなアプローチでいいんじゃないか、と。

Source: https://manga-matome.com/p/31931

Impression #3:戦闘力の急速な増減
たった数日の間に広範な基礎知識を詰め込んで、その時とそれに続く日々は私たちの「戦闘力」(知識量)が急激に増える感覚を覚えます。しかし、数ヶ月後にはほとんど忘れてしまうことが多いです。日頃使わない知識やスキルは、記憶が薄れることでますます消え去り、まるで最初からやり直しのような気持ちにさせられます。

これもドラゴンボールに例えると、幼い悟空が数日で大人に成長し、数ヶ月後にはまた小さい姿に戻るような感じです。笑 知識を本当に深めて身につけるには、教授が紹介してくれる教材や実践的な知識・スキルに、定期的に関わることが重要です。それが書籍であったり、実際の現場での応用であったりします。

Source: https://www.pinterest.jp/hiroki20020205/ /https://ameblo.jp/otakulife315/entry-12598854433.html


Impression #4:戦友から仲間へ:強い絆を築く
オンラインMBAプログラムの中で最も難しい側面の一つは、仲間との強い絆を築くことだと思います。オンキャンパスの場合、フルタイムでもパートタイムでも、毎回の授業で直接顔を合わせ、課題について意見を交換し、食事を共にすることで、より深いつながりが生まれます。しかし、オンラインMBAではその側面がより難しくなります。特にオンライン学生向けに専用の交流イベントがない場合、プログラム中に仲間と直接会う機会を見つけることが重要だと思います。

何度も一緒に課題に取り組むことで、共に戦った仲間との連帯感が生まれます。まるでドラゴンボールのように、味方であれ敵であれ、共に戦うことで距離が縮まってきますね。笑

https://www.kanzenshuu.com/translations/mens-non-no-akira-toriyama-interview/

Impression #5 : バッジコレクターから実力あるビジネスパーソンへ

多くのMBAコースでは、課題の説明やアプローチの議論にかなりの時間が費やされます。多くの学生はまた、課題に関する数々の質問をする傾向があります。私たちが受講しているコースでより良い成績を収めることは、自分自身の努力の反映だけでなく、支持する家族や友人、同僚からの献身と結果の証としても考えられています。

一方で、#2で言及されているように、教授の模範的な解決策や具体的な現実世界の応用を欠いたまま課題に取り組むと、コースは「学生の議論と彼ら自身の知識」を中心にしたものになる可能性がありますが、彼らはその分野の専門家ではありません。授業の創造は教授と学生の共同の努力ですので、各コースの本質に焦点を当て、その知識が職場に持ち帰られた際にどのように応用されるかを考えることが有益だと考えています。

ドラゴンボールの文脈で言えば、これは「ミスター・サタンにならない」と同じようなものです。笑 ドラゴンボールの世界では、最も強力な戦士は孫悟空や悟飯のようなキャラクターです。しかし、ドラゴンボールの世界の普通の人々から見ると、ミスター・サタンこそが最強と信じられています。なぜなら彼は数々の武道大会に勝利し、無数のトロフィーや栄誉を持ち、メディア露出を通じて大きな名声を得ているからです。一方で、悟空や悟飯はミスター・サタンよりずっと強いですが、世界ではあまり知られていません。私は自分のMBAプログラムでどの道を追求し、意識するかを考えさせられます。

Source: https://dhochoyblog.wordpress.com/2017/11/10/mrsatan-for-dragon-ball-fighterz/#jp-carousel-1060

私自身も含め、このプログラムに何百万円も費やし、ほぼ2年間、授業に通うことにほぼ480~720時間を費やすというのは、大きなコミットメントですよね。まだこのプログラムを考えている方には、先輩学生と率直に話し合うことをお勧めします。既にプログラムに参加している私たちも、この貴重な時間を最大限に活用する努力をすべきですね。

残り1年を切って、自分の学びを向上させ、さらに意義あるものにする方法を見つけたいです。今後の授業が楽しみ!