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NETFLIX 映画 イミテーションゲーム レビュー

敵軍の暗号を解読するために生活の全てを捧げる男の物語。

第二次世界大戦、イギリス軍はドイツ軍と戦っていた。ドイツ軍には当時世界最高と言われた暗号技術エニグマがあり、無線通信を使い戦争を有利に進めていた。
打つ手なしのイギリス軍は暗号解読のため、民間から人材を集めこの難問に挑戦する。

ベネディクト・カンバーバッチ演じる主人公は、パズルなどを解くのが得意な学者で、とにかく難しい問題を解いているのが好きな「思考バカ」です。
チームを結成して解読にあたりますが、彼の空気を読まない性格によってチームはバラバラになってしまいます。
メンバーの助けもあり、協調性をもちだした主人公は「不良に濡れ犬」「映画版のジャイアン」のごとく、急に受け入れられチームは1つになります。
この部分、不器用な彼のかわいさを描きたいのかもしれません。

偶然の出来事から暗号の解読に至りますが、そこからがこの映画の見所です。
暗号で解読したドイツ軍の襲撃を軍に伝えず見送ります。

「分かっていることを分からせるな」
敵に解読できたことを知られずに、負けてはいけないポイントだけ解読した情報をながし、地味にすこしずつ勝利に向かう様に戦争のリアルさを感じ取ることができます。

https://www.netflix.com/title/70295172

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