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幼少期の親との関係性

最近、指導していてとても強く感じることがあります。

それは

素直な子は親との関係が良好

ということと

上達の早い子は親が協力的

ということです。


当たり前と言ってしまえば当たり前かもしれません。


ですが、特に小学生はこれがとても当てはまります。


僕は今、①1対集団、②1対1、③1対1(勉強)の3タイプを教えています。

①に関してはあまり保護者とも連絡を取っていないので、把握できていませんが、②は保護者とのコンタクトも全てではないですが、ある程度連絡を取る必要があります。


成長が早い子供の特徴として、その日に教えたことを子供がすぐに親に教えに行きます。

もしくは親が子供に聞きに行く、一緒に聞いているパターンが多いです。


一方、伸びない子の特徴は、指導しているところを親が見ていない。

子供との会話が少ない。などが挙げられます。


この伸びない子は親に「やらされている子」が多いように感じます。


基本的にこういったスクールに子供を送る家庭は、親に野球の経験がなく教えられないからと言った理由が多いです。

中には親も野球の経験があるけど、同じチームの子が入っているから。とか親の休みと子供の休みが合わずに教えられないから。などがあります。


野球の経験がない親、特に母親の場合はほとんどがそうだと思いますが、成長が早い子の親は「わからないから聞く」という感じです。


一方、成長が遅い子の親は「わからないから丸投げする」という感じに見えます。


こんな感じで親との関係性を見れば、子供が伸びる子かどうかというのもなんとなーくですが、わかったりします。

※もちろん例外はあります。


ちょっと話は戻りまして、③の勉強の方ですが、僕が教えているのは勉強につまづいたどころでは済まない中学生に勉強を教えています。

つまづくというより転んで怪我してずっとそこにいるみたいなホントそんなレベルです。


教えていて思うのですが、「どうして塾に送り込んだんだ?」と率直に思います。


勉強も野球も同じだと思うのですが、外部に指導をお願いするのって”親には指導ができないから”というのが基本だと思っています。

先ほども書きましたが、野球の経験がなく指導ができないから、スクールにお願いする。といった風にこれが通常だと思います。


では勉強は?

僕も学生時代に塾や予備校に通った経験はあります。

しかしそれは、”親が指導できなかったから”というわけではなく、受験用に”専門的”な指導をしてもらうためだと思っています。


しかし、今僕が教えているのは、学校の授業に躓いた子供たち。

言い方が悪いかもしれませんが、「親の仕事やで!?」と思います。


これも塾長の話を聞いていると「自分の手に負えないけど塾に入れておけばなんとかしてくれる」といった親が多いみたいです。

もちろん、仕事の都合で教える時間がないという可能性もあると思います。


ただ、自分の子供の成長を他人に押し付けるという親を見たら、子供はどう思うでしょうか?

子供は大人が思っている以上に大人を見て、大人を判断しています。

なめられる先生がいて、恐れられる先生がいることで証明できますね。


そんな子供にとって一番最初に会う大人は間違いなく、親なのです。


そんな一番身近な大人であり、一番身近な先生であり、一番の味方であるはずの親が「自分には手に負えないから誰か頼むわ。」とか言ってたら何もかもやる気がなくなって反抗するに決まっています。


子供と一緒にわからないことは勉強して、一緒に成長できる、そんな親になりたいなぁとこの文章を書いていて思いました。


そして、ここまで育ててくれた親には本当に感謝しかありません。

この歳になって、ある程度見える角度も広がったことでしみじみ感じます。



ちなみに僕の親は僕のnoteをたまに読んでいるみたいです。


最近、ワイヤレスイヤホンとMacが欲しいんだよなぁ・・・なんて。

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