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目の前の議論よりも大切なこと

こんばんは。ドクターメイトのながつまです。
今日もお疲れ様でした。

今日はスタートアップ企業でのコミュニケーションについて思うところを書きました。

論理的に矛盾している主張の裏には何かある

ある日、社内メンバーのAさんが意見を言ってきたとします。

でも、話を聞いてみると、因果関係がおかしかったり、原因に対する解決策が合っていなかったり、論理的に矛盾していることがあったりします。
そしてなんだか少し感情的になっているっぽい。。

矛盾を指摘するだけでは不十分

まずは話を聞いてみて、論理的に矛盾しているので、それを指摘しますよね。
しかし、矛盾している点を指摘してみても、別の理由をつけて主張の正当性を保とうとする。
でもやっぱり矛盾している。。

聞く側の自分は冷静だし、ロジカルシンキングもできると思っている。
となると、ひろゆき風に華麗に矛盾を指摘し続けたくなるのが人間の性。
しかし、同じ組織のメンバーは論客でも敵でもないので議論で勝つ意味はありません。

傾聴して主張の裏の背景を知る

結論として、Aさんにとって今回の話がたまたま発火点になっただけで、実はAさんにはこれまで不満や不安が蓄積していたのではないか、と早めに気付くべきでした。

それに気付いていたなら、やるべきは、いまの話の矛盾を指摘することではありません。
Aさんが本当に不安・不満に思っていることを聞き出して、それをなるべく取り除いてあげることです。

背景にある不安・不満は仕事上のこともあれば、仕事以外のプライベートのことが発端になっていることもありますし、本人の体調が悪いという可能性もありますが、いずれにしても、まずは寄り添い傾聴する姿勢が大事。
悠長に論破している場合じゃないですよね…。

目の前の議論よりも大切なこと

組織運営においては、表面上議論している内容が論理的に正しいかどうか、よりも、そもそもメンバーが心身ともに健康かつポジティブな思考で議論できているか、を俯瞰して見ることが優先で、議論の内容はその次。

木を見て森を見ず、じゃないですが、特に議論が大好物な人は議論に集中しすぎて全体を見通せない…という状態にならないように心がけたいですね。

まとめ

今回は目の前の議論よりも大切なことの話を書きました。
(念のために言っておきますが、この記事の内容は弊社内の話ではないですよw

ロジカルに思考するのが苦手な人もいますが、まずはポジティブに、オープンマインドな状態で取り組む姿勢が大前提ですし、矛盾点があってもまずは受容した上で背景を聞き、相手目線で優しくフィードバックして成長を促せるといいですね。

ではまた!

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