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元気をもらえる人

仕事で、取引会社の営業担当の方から提案を受けたり、今使っている商品のことで打ち合わせをすることがある。


その営業担当の人を見ていると元気をもらえる。ここでは、石田さん(仮名)とする。そんな石田さんの魅力について書こうと思う。



🌞…

石田さんに初めて会ったのは、3ヶ月前ぐらい。もともと営業担当だった人からの引き継ぎで、石田さんも挨拶に来られた。


石田さんは、初対面というのに、名刺を持ってくるのを忘れていた。


その後、もともとの営業担当(石田さんからしたら上司)が私たちに提案をしている時に、石田さんに「あの資料ある?」と言って資料を出すように指示した。石田さんが元気よく「はい!」と答え、たくさん資料が入った紙袋の中から、言われた資料を探す。ゴソゴソゴソ・・・。スマートに資料は出てこず、資料を探し続ける石田さん。結果的に、資料はなかった。大量にある資料は何だったのだろう・・・と思ったのを今でも覚えている。


それが、石田さんとの初めての出会いだった。



その後は石田さんが担当として、2回ほど訪問してくれた。先日も石田さんが訪問するということで、少し早めに受付で待機していた。


石田さんが車で駐車場に入ってくるのが見えた。助手席側の車のドアがボコっと凹んでいたのが見えた。おそらく社用車なので、石田さんがぶつけたのかどうかは定かではないが、たぶん石田さんがぶつけたんだろうなと思った。


その後、打ち合わせを終え、「年末の休みはいつからですか?」という話題に。石田さんの会社は、有給を使って14連休の社員が多いらしい。そこから「有給は取りやすいんですか?」という話題になった。


石田さんは「取りやすい」と言って、飲みすぎて足を挫いた時も2日有給を取ったという自身の失態とともに、会社の有給の取りやすさを話してくれた。



🌞…

石田さんに会うとすごく元気をもらえる。


相手(それも取引会社)にこの話をしたらどう思われるかなとか気にする様子が全然ない。何でもオープンなところがすごく魅力的だ。


私の場合は、心を開いた人じゃないとオープンにできないし、心を開くまでに時間がかかるタイプ。だから、自分にないものを持っている石田さんが魅力的に感じるのだと思う。それに、営業というと少し畏まったイメージがあるけど、石田さんはオープンで自由奔放な感じで好きだ。いい意味で適当さがあるのも、こっちも構えなくていいから気楽でいい。


話し方のテクニックについて書かれた本で、「相手と仲良くなるには、まずは自分からさらけ出す」みたいなことを書かれているのを読んだことがあるけど、確かに相手が自分自身のことを話してくれたら、自分の心も開きつつあるなあと思う。



ちなみに、先日の訪問の時も、資料がたくさん入った紙袋から渡したい資料を探していたけど、ゆっぱり目当ての資料はなかった。一体、あの紙袋に入っている大量に資料は何なんだろう。いつかその紙袋に入った資料を受け取る日は来るのだろうか。そこだけでは気になるところである。


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