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【図解】問題と課題の違い ~問題解決の構造~

こんにちわ、「IT企業に転職した元CA、なぎー」です♪

今回は『問題と課題の違い』です。

転職して、最初に企画書を書いたときに聞かれたことが、この「問題と課題の違いって分かる?」でした。
その「問題と課題の違い」を理解するために、周辺の用語を知る必要があります。その周辺用語も含めて、図解しました。


問題解決の構造

構成要素

□ 目的

  • Purpose、VMV
    ※常に立ち返る「最上位概念」

□ 目標

  • ありたい姿 (ToBe)

  • 期待する結果

【例1】今月の営業目標は5件
【例2】注文から納品まで、1週間にしたい

□ 現状

  • ありのままの姿 (AsIs)

  • 起こっている状態

【例1】現在の営業受注数は1件
【例2】注文から納品まで3週間かかる

□ 問題

  • 目標と現状のGAP

  • 目標の状態に達していない度合
    ※ 発生しているネガティブなこと

【例1】目標に対して、4件が未達
【例2】目標に対して、2週間遅い

□ 要因

  • 問題を引き起こす主な原因

  • 目標の状態に達していない理由

【例1】テレアポにあまり時間をさけていない
【例2】顧客からの注文書に不備が多い

□ 課題

  • 要因を解消するために実行すること

  • 要因を裏返したもの
    ※ 意思が入ったポジティブなこと

【例1】他タスクの優先度を明確にし、テレアポの時間を増やす
【例2】顧客が、間違いがなく簡単に注文書を書けるようにする

□ 対策

  • 課題に沿った具体的な活動
    ※「打ち手/解決策」とも表現される

【例1】優先度低の会議を廃止する
【例2】注文書の記載内容が明確なフォーマットを作成する

思考工程

□ 現状把握

  • 目標の状態に達していない部分について「正しく具体的な現状」を把握する

□ 問題特定

  • 現状と目標のGAPの中から「解決すべき問題」を特定する

□ 要因分析

  • 問題の要因を洗い出し「関連性の高い要因」を分析する

□ 課題設定

  • 解決優先度を見極め「対策を講じるべき課題」を設定する

□ 対策立案

  • ROIが良い手法を選定し「実行する打ち手」を立案する

【例】トマトンの体重

最後に、マイキャラの「トマトン」で例えてみます。



関連要素

□ 最上位概念

□ 登り方

他戦略と時間軸を加味した戦略戦術

ビジネスなどの世界においては、基本的には相手が存在する。
なので、相手との競争の中で、目標達成する登り方を考える必要がある。


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