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【走力生かせないコースが得意】比良トレイルラン2020

走行距離25K、獲得標高1,600m
蓬莱駅からスタートし、小女郎池、蓬莱山、びわ湖バレイ、武奈が岳等々を経由して高島に下りてくるショートレースが開催された。

コロナ渦に配慮して30人ずつ4グループに分けてウェーブスタート形式。第1ウェーブで平阪氏とともに出発する。丸尾氏は肉離れにより入金だけ済ませて死亡。スタートしてすぐ蓬莱駅前の信号が赤になり、全員足止め。住宅街600mはウォーク指定のため、速歩きでしゃべりながら進む。指定解除され、実質よーいドン。最初の蓬莱山までの登りは一度試走していたが、0mから1,000mまで一気に登るため、かなりキツい。だが、この登りを制する者がこのレースを制するイメージ。招待選手のプレッシャーもややあり、先頭を少し無理して進む。すると103番ゼッケンのランナーが速い。横にピタッとつかれる。急坂を進むにつれて、自然とペースアップになり、息が苦しくなる。するとそのランナーが前へ出る。一旦見送ろう。もしかしたら、今日はアクトレップ大会で久しぶりに負けるかもしれない。不安はよぎるが、大きく崩れる事があってはならない。ロードの登りからトレイルの登りに入る。ゴロゴロした足場に変わる。すると10秒前を行くランナーが歩きに切り替えてくれた。とりあえず追いついた。だが、前行って下さいと余裕がありそう。小走りでトレイルを登っていくが、パワーウォークの103番との差は開かない。途中で川を渡る箇所があるが、ここで話しかけられる。この辺のコースは分かるのですか?から始まり、僕の事を知ってくれていた。岡山から来ているとの事で、岡山で有名な強豪ランナーとずっと練習していますと。それは速いはずと納得。そのまま蓬莱山を越えて、びわ湖バレイのエイドに到着。ここでほぼ同着。このまま競い合いの展開は辛いぞと思いながら、なるべく無理しないペースで無理して進む。ここからのトレイルは小刻みなアップダウンの繰り返しで、コースもウネウネしていてどうもスピードに乗りにくい。しばらく進んで振り返ると103番がいない。よし、ちょっと離せたと一安心。武奈ヶ岳の登りに到達する前に、ハイカー2人を抜く。どうやら、臨時エイドのスタッフがエイド設営ポイントに間に合わなかったようだ。臨時エイドの八雲が原で通過チェックされる予定だったが、間に合わないので、いまチェックしましたと。この感じアクトレップ大会っぽさがあって良いなと思う。武奈ヶ岳の登り前に水が無くなりそうだったため、飲めるか分からない沢の水で水分補給する。水があるのとないのとでは大違いのため、気にしない。武奈ヶ岳も登り切り、雲に覆われた景色も楽しむ事なく通過し、いくつかの山頂を経て高島市の黒谷しゃくなげ広場に下りてゴールを迎えた。距離25K、獲得標高2,000m近かった。3時間切りたいなと思っていたが、少し時間がかかった。全力出し切ったので、3時間切りは現状難しいかなと思った。とりあえずトップでゴール出来てひと安心。その後3位で平阪氏がやってきて、ハイタッチ。同じ表彰台に立てるのがうれしかった。

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