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本屋大賞2016年『羊と鋼の森』

今回の本屋大賞作品

2016年本屋大賞

『羊と鋼の森』/宮下奈都


偉そうに点数つけるなら・・・

真面目   ★★★★★(5/5点)
登場人物  ★☆☆☆☆(1/5点)


途中で断念してしまいましたm(_ _)m

今回は半分ほど読んで断念してしまいました。
ピアノの調律師のお話ということで、設定としてはおもしろいなぁと思ったのですが・・・。
断念してしまった理由を自分なりに考えてみました。

登場人物が全員真面目

この本を色で例えるなら「グレー」。
静かでどんよりした雰囲気。
主人公やそのまわりの人たちはみんなとっても真面目で、リアルと言えばリアル。

でも、小説としてはもっと独特な思考・才能・欠点を持った人物がいた方が私は好きだなと感じました。

欠点が魅力的に見える人って素敵

現実世界でも、独特な思考・才能・欠点を持った人物がやはり魅力的だなと思います。
と言っても、もちろん真面目なのが決して悪いわけではありません。
けれど「ただ無難にこなしてるだけの真面目な人」と、
「自分なりに考えて行動した結果、真面目になっている人」では
明確に違うなと思うのです。

また、極端に何かを愛していたり、強いこだわりがある人の話ってすごく面白いですよね。

私もそういう魅力的な人でありたいなと思わせてくれた本でした。
ありがとうございました!


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