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とある最高に堕落した日々の翌日

初日の話はここから。


「きもちわるい」

その言葉と一緒に目覚める朝を、何度迎えたことか。


5時就寝、8時起床。

定期が切れていたから駅へ。

平日のど真ん中。世間は仕事する人で溢れている。そして、仕事だったはずの二日酔いの私。

定期を1ヶ月で買うか、3ヶ月で買うか、6ヶ月で買うか。ほぼ毎日飲みに行く隣駅まで買うか、隣駅まで買うと差額はどれだけか。何回往復すると定期のほうがお得なのか。そんなことを、ちまちまちまちま考えながら券売機の前で眉間にしわを寄せていると

「なにしてんの?」

話しかけてきたのは、飲み友達。


「定期買ってる」
「今日仕事?」
「仕事」
「飲み行かね?」
「行くか」

会話にならない会話をして、11時から近くの居酒屋にピットイン。


「開業する新店の経営はこうする」
「昼から酒なんて幸せだよー」
「その話、最高に面白い」
「仕事めっちゃ好きでさ」


酒飲みの話は楽しい。目の前の積み上がっているタスクなんて、まあいいかと思ってしまう、最高な堕落。


16時解散。
17時就寝。
20時起床。


「きもちわるい」


本日2度目の起床。

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