11月末号 流されないために一人を選ぶ。間違いですかね?【月末番外編】
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正直、間違ってるとは思う。
間違ってるとは思うけど。でも、そうしないと俺は生きられない。そんな事が、一つある。
一人を選ぶことだ。
なぜ一人を選ぶのか。流されたくないからだ。
南雲麗は、人に流されやすい。「確固たる意思」とか「紛れもない信念」よりも、「正しいとされるやり方」に押し負けるのだ。
一人を選べるようになったのも、実は最近のことだ。
それまでは、「流されてなるものか」と粘ろうとしてたけど。結局ダメだったから、もういいや。ってなった。
そうなったら、なんだか少し気楽になった。
決して集団にならない訳じゃない。だけど、必要な時でいい。そういうスタンスを選ぶことにした。
自衛のための一人
一人とは、孤独なのか。イエス。孤独だ。
では、一人とは、寂しいのか。ノー。寂しくはない。
自分が保障された世界で、自分と対話しながら。自分を大事に振る舞っていく。
人よりも成長が遅れた自分にとって。自分を守ることが。一番大事だった。あんまりにも遅かったので、たったこれだけのことさえも、俺は遅れた。
30代になってようやく踏み出せた俺にとっての、最後の城。それが、自分自身。自分の心。ここだけは譲れない。
だから、もう少しだけ。自衛に徹したい。
おわれ
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