ま る

読んだもの、覚えておきたい言葉と気持ち

ま る

読んだもの、覚えておきたい言葉と気持ち

マガジン

  • ラブ朝ドラ

    大好きな朝ドラで一生覚えておきたい教訓たちをまとめています。

  • 生きる知恵

    自分が経験してたいせつだと思ったこと録。

  • 読書録2024〜

    2024年は読書習慣が定着したので好きな時に好きなだけ読んでます。 いつ何読んだかの記録は継続。

  • 読書リハビリ2023

    全く小説を読めない状態から毎月一冊読めるまで、 読んだ本の感想をまとめています。

最近の記事

【読書録】「死にたいって誰かに話したかった」人間そう簡単に変われない

3月の本は南綾子の「死にたいって誰かに話したかった」。 ここ最近、前職時代のように「死にたい」と思うことが増えました。 タイムリーだったので読んでみた。 お気に入り度 ★★ 人に言えない、伝え方が分からない4人の大人が、定期的に集まって 「生きづら会」を開催し、模索しながら前に進むものがたり。 奈月が自分の話をするところは、自分と近いものがあってぐさっと来た。 結婚したら何かが変わると信じ、なんとか毎日を耐えているところ、 誰かの役に立つことを第一とし、空回りしてしまうと

    • 【読書録】「この世にたやすい仕事はない」働く場所があることに感謝して

      2月に買って読み始めた「この世にたやすい仕事はない」 隙間時間を使ってやっと読み終わりました(3月9日)。 お気に入り度 ★★ 働きすぎて燃え尽き症候群のようになった主人公が 色んな仕事を経ていく中で改めて「働く」ことについて考えるものがたり。 この本は読書習慣2年目にして初めての帯買い。 書店勤務の男性が書いている帯に、購買意欲を掻き立てられました。 多種多様な仕事をこなしていく姿が淡々としている且つ平穏な展開なので 「次どうなるの!?」とならず、良くも悪くも隙間時間

      • 【読書録】「流浪の月」夜ごはんにアイスという幸せをわかる人で在りたい

        今月大きな本買っちゃったからブックオフで購入 あらすじに「新しい人間関係への旅立ちを描き、」と書いてあったけれど 新しい人間関係というか、関係に名前をつける必要ってないんだなと思った。 更紗と彼氏とのやり取りは読んでいて心が痛くなったし、最後まで読んでいてハラハラドキドキした…。 軽くて明るいものばかりを観たり読んだりしてたので、久しぶりに感情が鍛えられた感覚。 あとがきにあった「秘密聞いてあげるよ〜って言っていい人ぶってはいませんか?」の部分、よくあることだな、自分もや

        • 【読書リハビリ12月②】本が読めない24歳の読書記録”さんかく”

          ハラハラドキドキさせられることなく、最後まですらすらと読めた「さんかく」。 まるでエッセイのような物語でした。 3人とも人間関係でいらいらした感情を目の前にいる人にぶつけてしまう感じ、人間すぎる。 ほかほかご飯、水餃子、時々出てくる〆のラーメン… 当たり前に影響され、毎朝塩おにぎりを食べました。 帰省するときには、お母さんに手巻き寿司をリクエストするつもりです。 出てくるご飯、京都の空気に一つ一つに音がついていて季節の美味しいものを心ゆくまで食べたくなった本。 私が1番好

        【読書録】「死にたいって誰かに話したかった」人間そう簡単に変われない

        • 【読書録】「この世にたやすい仕事はない」働く場所があることに感謝して

        • 【読書録】「流浪の月」夜ごはんにアイスという幸せをわかる人で在りたい

        • 【読書リハビリ12月②】本が読めない24歳の読書記録”さんかく”

        マガジン

        • ラブ朝ドラ
          1本
        • 生きる知恵
          3本
        • 読書録2024〜
          2本
        • 読書リハビリ2023
          14本

        記事

          【読書リハビリ12月】本が読めない24歳の読書記録”傲慢と善良”

          読書好きなおばあちゃんの部屋にある、おばあちゃん図書館の中で見つけました。 続きが気になりすぎて黙々と読んでいたら、1週間で読み終わってしまった。 今月残りあと3週間、何読もう… 重い あらすじを一言でいうと、婚活で出会った架と真実のこじらせ恋愛話。 ただ、一般的にみんなが見てみぬふりするところを全部つついて掘るので、 心にグサグサとくる。 この小説はすべての場面が深刻に書かれていて、とてもヘビーです。 物語の中盤を読んでいるときには人からどう思われているのかが気になり

          【読書リハビリ12月】本が読めない24歳の読書記録”傲慢と善良”

          【読書リハビリ11月②】本が読めない24歳の読書記録”まち”

          スタバで1時間ぶっ通しで読んでた。体感20分だった。 次の日、残り80ページを早く読みたくてうずうず状態で仕事から帰宅。 夜ご飯も食べずに家で読んだ。 アイスは食べたけどまじで黙々と読んだ。 まずじいちゃんがかわいい。 瞬一のコンビニ店員に深〜々とお辞儀するじいちゃんも、 コンビニ飯をおいしいと食べるじいちゃんもかわいい。 そして低温な男性、いいな。(主人公 瞬一のこと) テンションが低いとかぬるま湯に浸かってるとかではなく、自分を大きく見せようとせずに、自分が大切にした

          【読書リハビリ11月②】本が読めない24歳の読書記録”まち”

          【読書リハビリ11月】本を読めない24歳の読書記録 "アンと愛情"

          秋から職場が変わって、車通勤から電車通勤に。 電車に乗っている時間は短いので、ホームで待つ時間から読み始めるようになりました。 大好きな和菓子のアンシリーズ! 中学生のときから読んでる。 美味しそうな和菓子と、ほっこりミステリーがストレスなく読めて好きです。 続編が文庫本になってくれてありがたや〜 ここしか覚えていないくらいこの章がすき。 同世代のしごできちゃんと自分を比べてしまい落ち込むアンちゃんに、 化粧品売り場のおばちゃんが言ったひとこと。 自分と重ねてじ〜んときて

          【読書リハビリ11月】本を読めない24歳の読書記録 "アンと愛情"

          【読書リハビリ10月】本を読めない24歳の読書記録 "ひと"

          どうしても読んでいた本が面白くなくて、新しい本を探していたときに見つけた本です。 ごはんが題材の物語が読みたかったのに、男の子が表紙の小説を選んでしまった理由は、コロッケの形をしたPOPが可愛かったから。 コロッケと書かれていないと判別できないような、ただの茶色くて丸いPOP、ナイスアシスト。 【ざっとしたあらすじ】 身よりがなくなった男の子が、コロッケをおばあちゃんに譲ったことをきっかけに、ゆっくり、着実に前に向いていくという物語。 コロッケ屋の店主をはじめとする従業員た

          【読書リハビリ10月】本を読めない24歳の読書記録 "ひと"

          【読書リハビリ8月】本を読めない23歳の読書記録「舌」は口ほどにものを言う

          読んだことを忘れていた本。 コロナが五類になった今頃、ついにコロナ発症。38.2℃が出たあと喉がパンパンに腫れ、3日後やっと固形物が食べられるようになったと思ったら、次はなんと味覚嗅覚が消えた。納豆を嗅いでも無味無臭。 味覚障害が出ることがあるのはもちろん知っていましたが、まさか自分にも起きるとは思っていませんでした。 そしてこれが思いの外メンタルに来る、、。 食べることが生き甲斐の私にとって、匂いも味もしないことは日常生活を正常に送るモチベーションを失うほどの大事件。

          【読書リハビリ8月】本を読めない23歳の読書記録「舌」は口ほどにものを言う

          【読書リハビリ7月】本を読めない23歳の読書記録「正欲」

          ずっと読んでみたかった本、いつもと違う本屋に行ってみたら、一冊だけ文庫本が残っていました。なんてラッキーなんだ自分。 本だけでなく、ドラマでも平和ボケ(ハッピーエンドのみ、自分で意見を持たずにただ見るだけ)している私にとって、この本を読むのは難易度が高すぎた。 物語の途中でふと裏表紙のあらすじを読んだとき、「え!?人死ぬの??むりむりここで読むのやめとこ…」と思いましたが、もうその時には続きが気になってしょうがなかった。 (なんで買う前にあらすじを読まないのか、そしてなぜ途

          【読書リハビリ7月】本を読めない23歳の読書記録「正欲」

          【読書リハビリ6月②】本を読めない23歳の読書記録「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」

          なんと6月は2冊も読めました。 毎月小説読むチャレンジも気づいたら半年が経過。 初期の読書に対する「小説って読んだ方がなんかよさそう、でも自己啓発じゃないのに読む意味あるのか」という感情から「いろんな女の子の考え方面白い参考になる」「他人の人生のぞき見しているみたいで楽しい」まで来ました。 正直まだ、電車内で本を読んでいる自分に酔っている部分は無きにしも非ずですが、続きが気になってスマホを見るくらいなら本を読みたいという気持ちが芽生えているのも事実。 仕事中自分の恋愛を思い出

          【読書リハビリ6月②】本を読めない23歳の読書記録「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」

          【読書リハビリ6月】本を読めない23歳の読書記録「まずはこれ食べて」

          6月の小説は、ベンチャー企業、ごはんというワードに惹かれて選んだ原田ひ香の『まずはこれ食べて』。 このお話めっちゃ好きだった! 終始出てくるごはんに心躍らされていました。 ほかほかの鯛めしとか、具沢山のけんちん汁とか、カレーうどんとか…身体が元気になるごはんだけじゃなく、辛ラーメンまで出てきた。こういうごはん系の本ってほっこりごはんだけじゃないのか! そして出てくるごはんに触発されて昆布と大きなどんこの干し椎茸を購入。 鰹節しかなかった我が家に乾物が増えました。楽しい。 (

          【読書リハビリ6月】本を読めない23歳の読書記録「まずはこれ食べて」

          【読書リハビリ5月】本を読めない23歳の読書記録「本のない、絵本屋クッタラ」

          今年もしっかり5月病だったのでダラダラしがちだったけど、寝る前に本を開くのは日課になってきた模様。 5月に選んだこの本がのんびりほっこり系だからでしょうか、寝る前に読むと秒で眠れました。 この「クッタラ」という本、おいしそうなスープとクリーミーな緑の表紙が可愛くてパケ買い。 読み進めていくうちに、なんか聞いたことある名前の登場人物が。 なんと先月・先々月に読んでいた「文月」に出てきた人のお話ではありませんか。 同じ作家と気づかずに選んでいたことに驚き。 物語ですが、読み進

          【読書リハビリ5月】本を読めない23歳の読書記録「本のない、絵本屋クッタラ」

          【読書リハビリ4月】本を読めない23歳の読書記録「終電前のちょいごはん」(青)

          4月の本は、前月と同じシリーズです。 全部出てくるごはんが美味しそうなのはもはや当たり前なんですが、薄切り生姜のハイボール、まじでほんとうっに美味しそう。 中々家で吞むときにハイボールを選ばないので(焼酎と期間限定のチューハイ派)、今月中にはデビューしたい。 私はよく読み進めると、途中で登場人物がごちゃ混ぜになってしまうのですが、今回も強行突破で読み進めました。 この本で私がすきなのは、人事部のお兄さんの話と、教室に入れない高校生のお話。 人事部のお兄さんの話 人事の仕

          【読書リハビリ4月】本を読めない23歳の読書記録「終電前のちょいごはん」(青)

          【読書リハビリ3月】本を読めない23歳の読書記録「終電前のちょいごはん」

          3月に読んだこの本が好きすぎて、そのまま続編(と呼んで良いのかわからないが青い表紙のほう)を読みました。 そして5月に入った今、月一の本記録を書いていないことに気づきました。 早速、あらすじともネタバレとも言えないまじでただの感想スタート。 まず、少し「阪急電車」に似ていると思いました。(阪急電車大好き。とても好き。) 大好きな福岡が舞台のこの小説は、表紙の可愛さと薬院が舞台なところに惹かれ購入。 読み始めてすぐ、苦手としている短編集パターンか…?と思いましたが、ふんわり全

          【読書リハビリ3月】本を読めない23歳の読書記録「終電前のちょいごはん」

          【読書リハビリ2月】本を読めない23歳の読書記録「きみの隣で」

          2月の本は、松岡茉優ちゃんが東京の本屋さんで紹介していた「きみの隣りで」にしました。 小説だと思っていたら家に帰ってびっくり、なんと漫画ではありませんか! 友達に、「買う前に中身開かない人いるんだ」と言われました。それな! 読んだ感想 「わかってらっしゃる」って私も言いたい~!と思いました。 美味しいごはんを取り寄せたいし、海派だったけど森の空気吸ってみたい。 本から何かを訴えられている感じがしなくて、寝る前に読むとハッピーなまま眠れました。 早川さんの友達のシーンが

          【読書リハビリ2月】本を読めない23歳の読書記録「きみの隣で」