HIV&性感染症検査を無料で受けてみた

「新しい性の常識を創る」Genesisのなはです。
実は、HIV検査、性感染症検査は全国の保健所で無料・匿名で受けることができるんです。
HIV検査相談マップというサイトであなたの都道府県の保健所を探すことができます。
最近京都市の保健所で検査を受けて、「ちょっと不安だったけど全然怖くないし簡単だし無料だし最高!」となったので、その時の流れをまとめてみます。

私が留学していたイギリスでは性感染症検査などどのこの病院で受けてもすべて無料だったので抵抗感なく受けていたのですが、日本に帰国してからはなんとなく受けるタイミングを逃してしまっていました。
友人が日本で受けて一万円程度かかったという話を聞いて、ちょっと高いなあと思っていました。
「性感染症 検査」でググっても産婦人科の広告ばっかり出てくるので、保健所で無料で受けれるとはつゆ知らず、、、。
しかし何かのツイートで保健所だと無料で受けれることを知り、念のため行ってみようかなということで検査を決めました。

別に症状ないし、ちゃんとコンドームしてるから受ける必要ないし〜という方、ちょっと待ってください!
例えば、若者に最も多いクラミジアでは、感染した場合女性の約80%、男性の約50%が無症状といわれており、感染に気付かないままに不妊の原因になってしまうこともあります。(参考:ピルコン
また、挿入時にコンドームをつけていても、コンドームをつけないでオーラルセックス(フェラチオなど)をすると、十分に感染の可能性があります。なるべく定期的に検査を受ける方が安心です。

余談ですが、私のイギリス人の友人は半年に一回は必ず検査を受け、コンドームをせずに性行為をしてしまった後は必ず毎回検査を受けると言っていました。

京都市の場合は検査を昼間、夜間、土日に受けることができます。
そして性感染症検査はオプショナルですが、HIV検査は必須です。

検査の詳細・予約はこちらから。

電話では当日の受付で必要である予約番号を伝えられ、検査の注意事項などを伝えられます。
性感染症の検査もする場合は、検査の1時間前以降は排尿をしないこと、またHIVの検査は性行為から3ヶ月以上たっていないと正確な検査結果が出ない生理中だと尿検査ができない、ということを伝えられました。

さて、検査日当日。
持ち物は予約時に伝えられた予約番号のみです。保険証などもいりません。

京都市の場合、下京区役所の一階に検査会場があるので、そのまま入ります。
会場に入ると、番号札を渡されます。以後、自分の番が来るとこの番号札で呼ばれます。
匿名なので安心ですね。

その番号札を持ち、待合室に入ります。
待合室にいる人はやはり20代〜30代の若い方が多かったように思います。また、欧米の方が20~30%程度と多かったのは、やはり性病検査などを受ける習慣がある方が多いからでしょうか。

待合室では、アニメーション動画が流れています。
コンドームの正しい付け方や、HIVについて、また同意のとり方まで(!)、シュールなおじいちゃんが教えてくれるというアニメーションです。私はある程度性教育関連の知識はある自負があったのですが、HIVやAIDSの仕組みなどけっこう詳しく解説されていて、ついつい見入ってしまいました。京都市、なかなかやるなあ。。。

さて、自分の番号札が呼ばれ、受付に行きます。
受付では予約時に伝えられた予約番号を看護師の方に伝えます。
受付ではHIV・尿検査についての資料(詳しい)や、尿検査に必要な容器、受付番号が書かれたカードを渡され、当日の流れを説明されます。

私の場合はまず問診票を記入し、カウンセリングを受けてからHIV検査のために血液を採取し、最後に性病検査のために尿を採取する、という流れでした。

もう一度待合室に戻り、問診票を記入しながら待ちます。
パートナーがいるか、HIV感染の疑いがあるか(ある場合は疑われる性行為から三ヶ月以上たっているか)、性病感染の疑いがあるか(症状があるのか)、コンドームはつけているか、などの質問に回答します。
性感染症やHIVに関するクイズに回答し、最後に性や身体についての悩みを自由記入できる欄があります。

再度番号札で呼ばれ、次は個室に行き医師の方から説明を受けます。
ここで医師の方から尿検査の手順などについて丁寧な説明を受けます。
また問診票の内容について軽く質問されます。
私を担当してくれた女性医師の方はとても穏やかで回答内容について責めるようなことは一切されませんでした。

あまり深く考えずに、「HIVの感染について、疑われる行為の日から三ヶ月以上たっている」にいいえと回答してしまい、そこはつっこまれました笑
三ヶ月以上たっていないと完全な結果はでないようなので注意してください!ちなみに、三ヶ月以上たっていなくても検査を受けること自体は全然できます。
最後に性病や避妊、パートナーについての悩みや不安に思うことについて相談する時間もありました
無料でここまで相談できるのは素晴らしいと思います。東京で受けた友人はそのような時間は無かったと言っていました。

その後、別の控室で少し待った後に、血液検査にうつります。
私は血管が見えにくいのでここで少々時間がかかりましたが、難なく終わりました。

最後にトイレで尿を採取し提出します。方法は少し複雑なのですが、ちゃんと説明書に書いてあるので大丈夫です!注意点としては、生理中だと検査できないこと、検査の一時間前以降は排尿しないこと、です。

待合室に移動し、HIV検査の結果を待ちます。
何故か私より後の受付番号の人が次々と呼ばれ、自分の番がなかなか来ない。
やっと呼ばれたと思ったら私だけめちゃくちゃ遠い個室に連れて行かれ、これは陽性だったのでは、、、と不安で死にそうでした。笑
個室で受付時に渡された受付番号つきのカードを渡し、結果を伝えてもらいます。陰性だと伝えられた時の安心感。。。

結果を伝えてもらった後はアンケートを記入し終わりです。
保健所到着から終了まで約1時間20分かかりました。

性感染症の検査結果については、2週間後に保健所にて受け取ります。その際には再びカードが必要になりますので、なくさないよう気をつけてください〜〜。

感想としては、思ったよりスムーズで、かつ医師の方に性の悩みも相談できるのはとても助かると思いました。そして何より、お金のない学生には無料ってめちゃめちゃ助かります。。性病検査に1万円も払えない><

ただ、やはり病院で有料で受ける場合に比べると時間はかかってしまいます。病院だとやはり時間は大幅に短縮されますし、結果の受け取りも約一週間でメールで受け取れるところもあるようです。
忙しい方、すぐに結果が欲しい方はお近くの産婦人科などで検査を受けられるといいなと思います。
自宅に検査キットが届いて、郵送するだけみたいなサービスもあります。

ちなみにイギリスでは、事前にウェブ予約ができ、待ち時間10分ほどで検査自体も5分程度で終わり、ショートメールで一週間後に結果を受け取れるという感じでした。もちろん無料で匿名です。
また別の機会に書きたいとは思いますが、イギリスではピル、コンドーム、アフターピル、中絶などすべて無料です。日本もせめてもう少し安くなるといいのだけど。。

以上HIV検査、性感染症検査の体験レポートを、Genesisのメンバーのなはがお送りしました!これから性にまつわる情報を発信していこうと思うので、ぜひフォローをお願いいたします。
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