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【読書録】「THINK AGAIN」 アダム·グラント

概要

 前に紹介した「ORIGINALS」の著者の最新作を読みました。本書は変化の激しい時代を生きるために必要なスキルとして「考え直す、学びほぐす」ことが重要であると述べています。つまりアンラーニングに関する内容です。

 昨今話題になっているトピックスであること、著者の他の本が良かったと思っていたこともあり読んでみました。

 私用の備忘録の側面が強いですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

頭の回転の速い人ほど、信念を改めるのに苦労する

 頭の回転が速いということは、思考パターンが完成してしまっていると捉えることができると思います。考え方の型を変えるのは想像よりも難しいことだと思います。

 常に自分を疑う自分を持ち続け、新しい思考をどんどん取り入れていきたいです。

 年を重ねるほど難しくなることだと思うので、時々この読書録を自分でも見直そうと思います笑

知識の欠点は、未知を受け入れたがらないこと

 当たり前ですが、知識とは過去に自分もしくは誰かが体験したものが体系化されたものです。未知なものと出くわしたときに、持っている知識を総動員して考察するのも大切だと思います。

 一方で知識をもとに物事を考えるということは固定観念に捉われやすくもなります。未知のことにたいきてゼロベースで向き合っていきたいと思いました。

「謙虚さ」とは自分の過ちや不確実さを受け入れる能力

 これは納得の一言です。下手に出るだけで謙虚さを演出するような人間にならないよう、肝に命じておきます。

 自分が間違っていることを受け入れるのは、イメージするよりずっと難しいことです。そこをあえて謙虚という言葉で言い換えた方が受け入れやすいのではないでしょうか。これも年を重ねれば重ねるほど強く意識していかなければならないと思いました。

さいごに

 VUCAという言葉が浸透してきて結構たったと思いますが、本書まさに現代を生き抜くために必要な心持ちが書かれていました。

 自分の考えを常にアップデートしていくためにも読書を続けていきたいと思います。

 最後読んで下さりありがとうございましたm(_ _)m

参考文献

アダム・グラント著、楠木建訳(2022)「THINK AGAIN」三笠書房


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