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第一の習慣【7つの習慣分解】

7つの習慣分解シリーズ。
分解というか、私が実践していることについての私の解釈。

本の読み方は人によって色々だと思うが、私はだいたい念入りに読んで、気に入ったところをピックアップしていくタイプ。
この本はそれこそ7センチぐらいの分厚さの本で、こういう本を繰り返し読むというのは私はできない。
なので、念入りに読む。
読みながら分からなかったら読み返して、時間をかけてでも一回で理解しようとする。
そして、気に入ったところを実践してみる。
それ以外のところは忘れてしまいがち。

この本の7つの習慣自体は流石に覚えているが、全部実践しようとはならない。
人によって、そこはシンドイとか、全然あって良いと思っている。

7つの習慣で私が実践するように心がけてきているのは、実は一つだけ。
第一の習慣、「主体性を発揮する」だ。
※改訂版では「主体的である」に変わっているよう。。
それ以外の習慣は、元々の教育環境の中で備わっていたものもあるし、それが前提だとは思いながらも強く意識しなかったりという感じ。

主体性を発揮する

主体的というと、積極的みたいな意味合いで使われることのほうが多いかもしれない。
元々私もそういう理解をしていた。
しかし、主体的の正しい意味は、「他に強制されるのではなく、自分の意志で行動すること」をいう。

主体性を発揮するというのも同じ。
自分の意志で決める、ということ。

何に対して主体性を発揮するのかというと、刺激に対して。
刺激というのは、自分に対して起こるあらゆること。

  • 妻の機嫌が悪い

  • 雨が降っている

  • 柏レイソル(ファンクラブに入ってます)が負けた

など、あらゆることを刺激という。
これらの刺激に対して、自分がどう受け取るか、どう行動するか、のことを反応という。

反応①を選ぶのか、反応②を選ぶのかによって、その後は変わりそうだ。
反応①を選ぶと、妻との仲は悪くなりそうだし、たかが天気によってモチベーションを左右される弱い人間になりそうだし、他のサポーターから白い目で見られそうだ。

反応②なら妻との関係はこれまで以上に良くなるかもしれないし、環境に依存しない精神力を身に着けられそうだし、応援するチームが勝っても負けても幸せでいられるかもしれない。

反応①は、刺激に対して感情のままに反応する人。
反応②は、刺激に対して、そのあとを想像して自分で行動や感情を決められる人。

人間は自分の行動を自分で決められるので、感情に左右されずに、みんながハッピーになる反応を自分で決めたほうが良いということだ。

7つの習慣には「パラダイム」という言葉が出てくる。
例えば、妻の機嫌が悪いときに、それに対して感情的に反応してしまう人。
もし、妻の機嫌が悪い理由が、夫であるあなたに買おうと思っていた誕生日プレゼントが、配送中に壊れて送られてきてしまったこと、だったとしたらどうだろうか。
その理由が分かっていれば、感情的に反応することはなかったかもしれない。
妻の機嫌が悪いのは自分とは関係のないこと、というパラダイムに捕らわれてしまうから、感情的に反応してしまう。
もしかしたら何か特別な事情があるかもしれない、とパラダイムを変えることができると、感情的に反応する必要がなくなったりする。

長くなったが、感情的に反応すればガッカリしてしまうような事象は毎日のように発生している。
私の仕事は山ありまくり、谷ありまくりなので、特にこういう事象が多い。
それに対していちいち感情的に反応せずに、パラダイムを変えて事象を見ようとする。
そして、見え方が変わったものに対して、みんながハッピーになるためにはどう行動しようか、と自分の次アクションを決めるようにしている。

※もちろん、感情的に反応してしまっていることも多々あります。人間だもの。

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