「精神世界の実用性」マガジンの紹介

初めに

「精神世界の実用性」マガジンの第一回目の記事になります。
当マガジンでは、「精神世界は現実とかけな離れたもの」というイメージを一新することを主旨としています。

精神と肉体(物理世界)は地続きです。
なぜなら、心や精神のあり方は物事や現象と大きく影響し合う関係にあるからです。
言わば、精神は器であり、心は器を満たす流体で、肉体とはそれらを覆う箱です。
箱が立派でも、中に入っているものが立派でなければ、箱は独活の大木と化します。逆もしかり、頭でっかちな机上の空論になってしまいます。実を伴うとは、精神と心と肉体が三位一体になっている状態と言えるでしょう。

精神と心と肉体が三位一体になっている状態というものは何も個人だけの話ではありません。
魔術の世界で照応という概念があります。
『ロードエルメロイ 2世の事件簿』という物語にもある例えですが、鏡が最も分かりやすい照応の概念を模した品と言えます。
鏡に映した貴方は貴方そのものではないですが、貴方が口を開ければ同様にその像は口を開け、貴方が笑えば同様に笑っているように見えます。
実は鏡には反射率というものがあるようで、現代の鏡は80%ほどと言われているようです。つまり、鏡の中の貴方に見える人物は貴方の80%を表現した像であるということになります。20%はどうなのか?、という疑問が残りますがここでは割愛します。一つだけ言及するなら、視覚情報は当てにならない上、自分自身が自分自身を直接じっくり観察する方法は通常ありませんので、一人では答え合わせができない、ということです。
さて、照応の概念を当てはめて「精神世界の実用性」を語ります。
社会や国というものは精神=器に相当します。
世論や情勢は心=器を満たす流体です。
地球または宇宙が肉体=箱になります。
少しスケールダウンしましょう。学校や会社に当てはめてみます。
1クラスや1学年、課や部署は精神=器。
所属するクラスや部署などの方針と情勢が心=器を満たす流体。
1つの学校や企業が肉体=箱。
もう少し、かみ砕いてみますと、イベント(学校行事や案件対応)にも当てはめられます。
イベントにあたる人員が器であり、方針や個々人の意識の方向が器を満たす流体、イベントそのものが箱です。

当てはめた結果から見えてくることはそれぞれ器が、器を満たす流体が、箱が、精神と心と肉体で表現できる理由です。
精神状態が安定しているほどに、心が落ち着き方針や方向を定めやすく、肉体は実を伴っていきます。
ここで言いたいことは、意識の規模に関係なく、互いに作用し合うことです。個人でも意思や意志があるように、集合意識=皆の意識ひと塊にも意識がある上で意思や意志が流れとなって、一員である私たちを押し流すかのように引っ張っていこうとします。
あくまでも引っ張っていこうという表情を見せるだけです。流されてもいいですし、抗ってもいいのです。
社会や学校などの大きな物に照応する精神でいればひきつけ合い、貴方が強引に感じるくらい強く引っ張っていこうするでしょう。しかし、貴方が精神と心でそれを拒むなら(照応しない選択をするなら)その大きな物たちを受け流すことも可能なのです。

このように精神世界を通して、己を知ることは実用性に富んでいます。
私はそう確信して今日を生きております。
この場の主旨は私が信じる道を共有して、貴方が読んで受け取った時にその道の生殺与奪を選択してもらうことにあります。もちろん、保留でもいいです。
それでは2回目からは有料となります。
テーマは集合意識=大我です。
よろしくお願いいたします。

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意識と肉体の話をします。 わからない人も多いと思いますので、わかりそうな人や興味のある方向けです。 有料にします。 一つ1500円と高めに…

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