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24時間スーパー 深夜便 「世界を知る③」 


 「このお店は忙しいですか?」

 品出しをしていると、突然外国人に話しかけられた。

 「忙しいですよ。最近は違うけど、何度か同列店舗の中で、売上No.1になったこたがありますから。」と、答えながら怪訝な顔をすると、それに気付いたようで、

 「あ、私、このスーパーの〇〇店の従業員です。だから変な質問しました。すみません。」

 「あ、そうなんですか! 社員ですか?」

 「そうです。社員です。」

 「国はどちらですか?」

 「ウズベキスタンです。」

 「首都はタシケント?」

 「そう!タシケント!」(喜)

 「なんで日本に来たのですか?」

 「高校時代に日本へ行くチャンスがあって。」

 「チャンスがあって…?」

 「はい。それで日本に行こうと決めました。」

 「大学から日本?」

 「そうです。大学から日本です。」

 「今日は何でここに? お店を見に来たの?」

 「名古屋の友達の所へ遊びに行くので、その途中です。 他の店を見てみたかったので、寄りました。」
 「ここは何店ですか? 外に書いてある漢字が読めません。」

 「○○○○店。」(この漢字読めずに正社員に採用されたん?) と、疑問に思いながら、

 「言葉はロシア語とウズベキスタン語?」と聞くと、

 「そう、ロシア語とウズベキスタン語。」

 「英語は?」

 「もちろん喋れるよ!」


 あ〜、やっぱり英語は喋れるのか…、と思いながら、日本に行けることを「チャンス」と言ってくれたことが嬉しかった。日本をディスっている反日日本人に聞かせてやりたいよ!

 

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