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広島県熊野町に行ってきた!!その2

前回のnoteでは主に自分の思い出と広島観光、おいしかったお好み焼きについて書きましたが、今回はしっかりと熊野町に行って、筆の制作現場を見学してきたことについて書こうと思います。


広島駅から熊野町に行こうとすると大まかに二通りの交通手段が一般的のようだ。

一つはJRで広島駅から矢野駅まで行き、矢野駅から徒歩かタクシーかバスで向かう方法、これが時間的には一番早いような気がする。

ちなみに矢野駅から徒歩だと85分くらいかかるようなので基本的にはタクシーかバスを利用する方が一般的なのかもしれない。


もう一つは広島駅からバスで行く方法です。

今回、自分はこの方法で向かいました。調べてみると広島駅前から乗り換えなしで熊野町まで行くことができるバスが出ているので、土地勘がない自分には『乗っていればいずれ到着する』というのはとてもわかりやすいし安心だったのでこちらの方法で熊野町に向かいました。

時間的にはネットで調べると75分と書いてあった。金額は800円未満だったような気がする。


バスの車窓から見える景色は最初のほうはのどかな街並みでしたが、到着に近づくにつれてとても自然が豊かな風景に変わっていき、心なしか空気も澄んでいて、本来まだ寒い季節ではありましたが、天気も良くで本当に心地いい場所でした。


バスでの旅が終わり、『熊野中筋(くまのなかすじ)」』というバス停から今回の目的地である一休園さんに向かう。と思ったら、向かうもなにもバス停を降りればすぐそこって感じででした!!

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外観からすぐに『ここは筆会社!!一休園だ!!』とわかる!!

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入り口にはかわいらしいマスコットがいた!!俺のことを歓迎してくれているようだ・・・(勘違いでないことを祈りたい。)

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一休園さんのホームページで拝見して知っていたが、これが有名な『全日本書作家錬成道場』地理的にはなかなか難しいかもしれないが、いつか自分もここで練成会を開いてみたいものです!!


こちらでは筆はもちろんのことですが、書道道具一式購入できるのがすごい!!品ぞろえも豊富で一般向けから専門的なものまで全て揃っていました!お金をもっていけば手ぶらでも練成会に参加できる!そのくらい品揃えが豊富でした!

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貴重な硯や古い紙なども置いているようで、筆づくりの見学の前にテンションが上がりまくりでした!!


その後ギャラリーも見学させていただきました!

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このギャラリーは本当に最高でした!著名な先生の作品とその作品を書いたときに使用した筆が一緒に展示されているのですが、

『そうか、この先生はこの筆を使用していたのか・・・』と作品、その背景に思いを馳せることができる最高の空間でした!本当に勉強になりました!ずっとここにいたい。住みたい!!



その後、実際に筆を作っているところを見学させていただく!!

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本や資料、書道の教科書などで知っていることはもちろんあるが、実際に筆づくりの現場を見て、知ることができる貴重な体験でした。

何人もの職人さんが一本の筆を作成するのに様々な工程を経て、自分たちが書くための一本の筆が出来上がる。実際に見学させていただいて、より筆を大切にすることを心に誓ったし、今回、見学させてもらったことを生徒たちにもしっかり伝えていきたい。


帰りは一休園の社長さんの車で矢野駅まで送ってもらう。。。俺ってやつは本当に。。。悪い奴だな。。。本当にありがとうございます。

矢野駅に到着すると。

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駅の中でも書道展が!!!!

さすが筆の町!!!

一休園さんにはとってもいい勉強させていただきました!!道具を大切にするっていう気持ちを今まで以上に持つことができる素晴らしい時間を過ごさせていただいた。


筆の里工房に行った話はまた今度!



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