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共通言語を持つことの大切さ。

後輩:「あの人達の組織はアンバーですよね。」
自分:「めっちゃ天下ってそうだよね。」
後輩:「そうなんでしょうね。」

先日、来客の後片付けを後輩としながら、こんなやり取りをした。

アンバー:順応型(役割が明確な階層構造)

「アンバー」というのはティール組織における1つの発達段階なのだが、「アンバー」という言葉で、私と後輩の頭に共通の色と伴に官僚的な組織構造が共有されたのである。

それ以上でもそれ以下でもない話なのだが、共通言語をどれだけ持てるか?チームで同じ絵を描けるか?がチームにとって非常に大事なのだとこのエピソードを振り返って思う。

共通言語を持っていれば、ディテールを伝えるために、事細かく伝える必要が無くなるし、話す内容もより深堀ることができる。簡単に言うと、一歩進んだところから話を始めることができるのである。

また、欲求という観点で述べれば、マズローにおける欲求段階でも同じことが言えるかもしれない。要するに、「承認欲求」という言葉で山の4段階目のイメージが他者と共有される。同時に、次は「自己実現」だというイメージも沸くのである。

こういう共通言語を持つためには、普段からメンバーと対話を積むことが大事だし、読書会なんかも非常に有効ではないかと思う。こういう場はこれからも大事にしていきたい。

ちなみに、ティール組織の凄いところは、組織の発達段階を「型」にとどめず「色」まで定義したことにあると思う。「色」というのは共通認識を持ちやすく、頭に絵を描かせてくれる。こういう言語を増やし、メンバーと共通言語化していきたい。



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