【綿町ダイアリー】#493 綿町珈琲原点回帰
コーヒー屋さんや焙煎屋さんなど
最近、同業者さんとの出会いが増えてきて
良い意味で刺激をいただいています。
僕はワガママ自由人で、
珈琲との向き合い方も我が道を歩いてきました。
でも、そのなれのはてが
僕の好みばかりを追求するような形に....
再びゼロから淹れ方を見直すことにしました。
ドリップのやり方にはそもそも基本があるので
一度その基本に戻していく。
そして新たなベースを作った上で
そこに綿町珈琲らしさを付け加えていく。
徹夜で模索を続けました。
東の空が明るくなってきた頃、
綿町珈琲らしいイイ味に仕上がりました。
同時にそれは懐かしい感じもしました。
自分自身の成長と共に
珈琲の味もブラッシュアップしています。
ただ、僕自身の本来の味が根本にあるためか
味を追求していくと原点に戻っていくような・・
そんな不思議な感覚になります。
今回のブラッシュアップは
僕にとってまさに原点回帰な感じです。
ただ、原点回帰とは言っても
村上春樹「ドライブマイカー」の主人公の言葉を借りると
「前とは少しだけ立ち位置が違っている」
その感覚が好きなのかもしれません。
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