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Lyrics #73 君の純情に溺れてしまうことがある

ストレスフリーな時には、日常の些細なことでも、小さな幸せを感じられる。

心情の移り変わりは、空模模様のようでもあり不思議だ。
深く胸に刻まれることもあるけれど、時が経てば、ほとんど忘れてしまう。

そんな自分でも、ときどき、信じられない、いや何故か懐かしいような「純情」に出逢うことがある。

まるで遠い国からの旅人にでも出逢ったような、そんな「純情」に触れて、書いてみた作品です。


Lyrics #73 君の純情に溺れてしまうことがある

春のやわらかな陽射しとともに
漂い 落ちてくる 桜の花びらを見て
涙する君がいる
風薫る 山道を走り
遠くの 夏の海に
深呼吸する 君がいる
喜怒哀楽は 誰にでもあるけれど
友達が 淋しいと言えば
夜通し泣いてみたり
いつも まるで 無垢な
子供のように
君のその純情に 溺れてしまう


天に抜けている 空のように
燃えあがる 秋の色とりどり 見つめながら
涙する君がいる
雪の結晶の 不思議な
その形を 見つめて
溶けないようにと 祈ってる
君だけが感じる 季節のサイン
君を何処かへ 誘っていて
風とともに消えそうに
こんこんと 湧き出る
泉のような
君のその純情に 溺れてしまう


空を見上げる君の 微笑みを
渡り鳥が 抱えて飛んで
帰りの道は 押し黙る
・・・
僕の純情が 瞬きしていて
こんなにも 胸が 痛くなるほど
僕はその純情に 溺れてしまう



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