私たちの仕事は、胡散臭さと隣り合わせ。周りの人の言葉に傷ついたら、考えたいこと。
こんにちは!ビジネスコーチの中野あすかです。
コーチやキャリコン、カウンセラーといった、対人支援者さんの独立・ビジネスづくりに関わっていると、
「胡散臭いと思われそうで心配なんです。」
「友達に、胸を張ってこの仕事をやりたいことを言えないんです。」
という相談がよくあります。
この悩みは胸が張り裂けそうになるくらい分かるし、私はそんな相談に「そんなの気にしなくていいんだよ!」なんて安易なことを言えるほどパワー系なコーチではありません。
この相談の回答は、非常に難しいんです。
ただ、私からひとつ言えることは、「胡散臭く思われたくない、でも、やっぱり自分の対話を誰かに届けたい」と強く思うなら、味方を信じてトライしてみてほしいということ。
そんなメッセージをお伝えするために、今日は、
”自分の結婚式の日に”
と、友達から言われた話をしようと思います。
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…
ありのまま、結婚式の夜に起こった出来事を話します。
結婚式当日の夜、友達から言われた言葉
昨日のnoteでも書いた通り、先週末に結婚式を挙げました。
結婚式は本当に本当に大成功で、「本当にいい式だった」と参加者みんなが声を掛けてくれるような温かな時間でした。
数日前にはド雨の予報だったにも関わらず、開始から最後まで雨は降らず、すべての演出を予定通り実施できて大満足。私は結婚式が楽しすぎて終始テンション上がりっぱなし。
そんな調子だったので、大学の仲間が用意してくれた打ち上げでもお酒をガブガブ飲み、かなり饒舌になっていました。
楽しくて楽しくてしょうがない!最高!酒がうまい!
久しぶりに大勢とギャースカ飲んで(おそらく大学時代ぶり)、気分も大きくなっていました。
そして、同じテーブルに座っていた私・友人A・友人Bの3人で話していた時。
友達Aから
「プロフィールでフリーランスになったって書いてたけど、結局あすかちゃんって今どんな仕事してんの?」
と聞かれました。
実は私は、自分の仕事のことを周りの友達にあまり話していませんでした。
独立を決めたばかりの頃、身近にいたドリームキラーによる言葉に深く傷ついたことがあったので、「絶対に自分のことを応援してくれる人」にしか自分の仕事のことを話さない、というマイルールを決めていたのです。
友達だからこそ、
「お前、そんなことやってんの?」
「そんなことあんたが出来るの?」
という言葉が怖かった。傷つきたくなかったのです。
相手は久しぶりに会う大学時代の友達です。
その友達たちが持っている私の情報といえば、
こんなことばかり。
今の私のことを何にも知らないまま、その時の情報で私のことをジャッジされるのが怖かった。
しかし、お酒が入って気が大きくなっていた上に、独立1年を迎えすでに自分の事業である程度の結果を出していたこともあり、「さすがにもう言っても良いか~」と、判断が鈍ってしまったのです。
「カウンセラーさんとか対人支援者さん向けの、独立とか起業のコンサル的なことをやってるよ」
私は3秒後に大後悔をします。
「胡散臭ぇ~」
開口一番、友人Bがつぶやきました。
正直もう、この後のやりとりをあんまり覚えてないんですよね。
友人Bは、”カウンセラー”という言葉に引っかかったのでしょうか。
それとも、独立や起業という言葉に引っかかったのでしょうか。
「あ~ついにこの日が来たな」と思いましたよ。
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