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2023年度ランニング振り返り

今シーズン最後のレースを終えた。
来シーズンへの想いを馳せながら、振り返っていきたい。


ざっくりまとめ

今シーズンはやれるだけやりきれた。

来シーズンはストレッチ・体幹トレーニング等をして走能力の底上げをしていきたい。

同じ取り組みを繰り返すのは飽きにも繋がるので、心地良いくらいの変化を加えて楽しんでいきたい。

照準を合わせたレースで狙ったタイムを出すことに代え難い喜びを覚えた。

ターゲットに合わせて練習を積んだ先で、今の自分がどのくらいの実力なのかを見定め、レースで答え合わせをする。という一連の取り組みが好きだ。

さいたまマラソンで嬉しかったのは、自己ベスト更新という結果よりも、見立て通りに走れた結果の方だった。
具体的には、直前に立てたレースの目標のマイナス8秒でフィニッシュできたこと。この快感たるや。

これは今いるフェーズやレベルから来る面白さではなく、私自身の性格・気質からくる特性だと思う。

昨シーズンに比べて、客観的・俯瞰して自分を捉えて走ることで目標に近付けたのだと思う。

今シーズンの振り返り

一月ずつ振り返ってく。
ちゃんと振り返るボリュームがあって、嬉しいやら大変やら。

4月

目標だったフルマラソン3時間切りを達成してシーズンを終え、これから再スタートしようかというタイミング。
先輩夫婦に誘ってもらっていたTHE FIRST TRAILに参加した。

青梅の自然豊かな公園コースを気持ちよく走れた。
コースは一周2km弱だったかな。
結構キツくてぐるぐる5周してお腹いっぱい。

一周ごとにテストシューズを履き替え、各社のトレランシューズの感触を確かめることができた。
実際に履いてみないと分からないからこういう機会は楽しい。
ALTRAが一番好きだった。
特にLONE PEAK。とってもナチュラル。

トレランはレースを目指すというよりは、ゆるいイベントに参加して雰囲気を楽しみたい。


5月

今シーズンは陸連登録をしたので、市の陸上記録会に参加した。
坂ダッシュ・学校の外周・鬼ごっこがメインメニューだった中学の陸上部に所属していた以来の記録会参加。
いや、当時も大会しか出ていないから、記録会というものは人生初だったのかもしれない。

クラブの仲間に申込してもらい、トラックレースの公式規定に則って出場した。
普段のマラソン大会とは異なり、 学生 or 本気の大人 という顔ぶれだったので会場は緊張感があった。

シューズのサイズが同じ知人がNIKEのDRAGONFLYを貸してくれたので、中3振りにスパイクを履いた。

5000mを17分20秒で走れたので満足。

そうそう、この時に虎が降りてきたんだった。

書いていて思い出したけど、5000mの前に3000mのレースも出たんだった。

3000mはソーティマジックで10分15秒。
今なら10分切れると思う。挑戦しておこうかな。

3000m, 5000mと不慣れなトラックレースに2本挑戦した収穫の大きい月だった。


6月

秩父宮記念ミューズの森チャレンジロードレース。
会社の仲間と一緒に参加して楽しかった。

3月振りに走るロードのレース。
久々に履くヴェイパーフライ。
自然とニヤついたな。


7月

翌月に迫ったRoute3776に向けた登山の練習として先輩夫婦に白根山に連れて行ってもらった。
走るのは慣れているが、登山は素人同然。

こんな景色いままで見たことなかった。

8月

先輩とRoute3776に挑戦した。
この記録をきっかけに闘病記の執筆にブーストを掛けられたので人生単位でいい経験となった。


9月

8月・9月は良い意味で気が狂っていた。
9月は妻の闘病記・三回忌後の振り返りだけで11本のnoteを書いていた。
そんな中でも347kmを走っていた。
しつこい暑さが続いていた記憶がある。
長いスパンでゾーンに入っていたな。

ぬるい風呂に浸かって時には咽叫びながらnoteを書いたあの数週間は今後も自分の人生の中で大事な体験となった。
落ち込む気力がないくらいに体力をランニングで使っていたのが功を奏したのかもしれない。
その結果として高次元のバランスが取れたのだろうか。
突き抜けてみてよかった。本当に。
やってみないとわからないことばかりだ。


10月

夏場にしっかり走り込めたので一番脂が乗っている時期。

実際調子は抜群に良かったんだけど、ピークをここに持ってきたのは失敗。
シーズン一発目のマラソンに照準を合わせるのはもうやめる。


11月

仕上がった状態で臨んだシーズン一発目のフルマラソン。
惨敗。暑過ぎ。
仕上げの詰めが甘過ぎ。

モチベーション以前に疲労が抜けず、2ヶ月くらい身体の芯がだるかった。

これからも記録更新をしていきたいが、もうこんな思いはしたくない。

上尾シティハーフマラソンは人生初のDNS。

あの日は心が折れる音が聞こえた。


12月

なかなかモチベーションの上がらないまま迎えた年の瀬。
週1~2回の頻度で取り組んでいたスピード練習も12月は全くと言っていいほどやらなかった。

そんな中で臨んだ足立フレンドリーハーフマラソン。
思いのほか快走できた。

マラソンペースで入って、徐々にビルドアップしてフィニッシュ。
ジョグとイージーペース走だけでも案外走力が落ちていないことを確認できた。
このハーフマラソンで現状確認ができたことが、さいたまマラソンでのサブ50に繋がっている。


1月

年明け早々ピリッとハーフマラソンを走った。
去年トラウマレベルで走りづらかったハイテクハーフマラソン。

今年は割と手前でのスタートだったこともあり、去年よりは断然走りやすかった。

二度と出たくないと思っていたが、上尾シティハーフマラソンのDNSが響き、東京マラソンに向けたポイントランキングを落とさないためにギリギリでエントリーした。
さいたまマラソンの時期を踏まえると、この大会しかなかった。
これもまた運命。

足立で掴んだ感覚を元に、ハイテクはしっかりと9割くらいの力を出して結果としては2分半ほど速くフィニッシュできた。

結果論になってしまうが、ハイテクをいい感覚で走れたのはプラスになったので上尾は無理に走らなくて正解だった。


2月

一年間追い続けてきた目標であるサブ50を達成した。

ここまでの取り組みはすべてこのレースへの踏み台だった。

点と点をなんとか繋げて、最後にこの大きな点に繋げられたのがとても嬉しい。

為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり
上杉鷹山の言う通りだ。

最後に自分を信じられてよかった。


来シーズンの目標

今シーズンの振り返りで、紆余曲折ありながらも最終的にさいたまマラソンで有終の美を飾ったように見えるが、実はシーズン前に掲げた目標は何も達成していない。

ハーフマラソン: 1:17:59
フルマラソン: 2:44:59

当時も目標は高くという前置きをしつつ書いていたので、覚醒したらいけるかなというものだった。
まあしかし、こう書き残したものがあるとやっぱり悔しいは悔しいな。

フルマラソンは、
1回目: 3時間47分
2回目: 3時間4分
3回目: 2時間51分
4回目: 3時間5分
5回目: 2時間48分
と来ているので、来年こそは2時間45分を切りたい

あと東京マラソン2025に出る
出走権はまだ持っていないけど、気持ちだけはもう出ることが決まっている。

ハーフマラソンは楽しいけど面白くはないので、あくまでフルマラソンでパワーを最大化するための通過点として取り組みたい。
暑いうちにスピードをしっかりつけて、マラソンシーズンイン直後くらいの大会に出たい。
フルマラソンに特異性のある練習を積んでいくほどにハーフマラソンから照準がずれてしまいどうしてもハーフの記録は伸ばしづらい。
ある程度どうにかなるだろうと思って今シーズンはハーフは練習くらいの気持ちで取り組んだが、やはり過去の自分に負け続けるのは気持ちのいいことではない。
出るからには記録を更新し続けたい。
更新できなかったとしても、準備はしっかりやりきりたいなという思い。

来シーズンも自分の身体との対話を心から楽しんでいきたい。


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