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2024年 16冊目『捏造の科学者 STAP細胞事件』


STAP細胞の小保方晴子さんの『あの日』を読みました。

ここで小保方さんが蛇蝎のように嫌っていた毎日新聞の須田桃子さんという方が出てきます。

ぐぐるとこの件で、本を書いているようなので、次に読むことにしたのがこの本です。

こちらの本は、『あの日』よりも後に出たので、あの日に対しての反証も載っているのです。

須田さんが小保方さんに「何度も連絡をしてきた」とあります。

小保方さんからはそう感じたのかもしれませんが、時系列でメールを送った日にちや内容が本にあります。

それを見ると、何度もは正しくないようです。

『あの日』よりも後に出ていることもあり、かつ新聞記者できちんとノートを取っていたり、専門家に話を聞いていたりするので、こちらの方が正しく読めます。

亡くなられた笹井先生や途中からSTAP細胞は無かったと考えた若山先生とのやり取りも出てきます。

だれがいい加減だったのかが分かりやすいです。

小保方さんの『あの日』を読んだときには、ひどいことをした毎日新聞の記者がいたんだなと思いました。

それくらい『あの日』の筆力は高いのです。

どんな酷い人なのか興味半分で読んだのですが、須田さんの方が圧倒的に正しそうです。

酷いことを想って申し訳ないです。

川は両岸から見て川ということわざがありますが、それを実践したかいがありました。

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