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雑感68 民衆のうた

 このところ、「民衆のうた」をよく聞いている。ミュージカル「レ・ミゼラブル」で劇中歌だという。
 「レ・ミゼラブル」は、ドラマだったか、映画だったかで観た記憶がある。今もまだ、ミュージカルはない。ついでに告白すると、書籍も読んでいない。
 最初のきっかけは、コロナ禍が始まってすぐの頃、教えてもらったYouTubeから。

 2020年には、めっちゃ観ました。泣いたこともあるし。そして、聞きながらだったら、一緒に歌えるくらいになった。
 一週間前くらいから、またよく観るようになったのかな。理由は、よくわからない。(いつも、こんな感じです)
 久しぶりなのだけど、歌える。さすがミュージカル。さすがレミゼ。
 というのも、最近の学校で歌う曲が難しいと思っていたからだ。小学校でさえ、急に音程が上がったり下がったりする課題曲だったりする。しかも、音程が急変するところで文節が切れるのではなくて、単語の途中だったりするので、音が途切れないように音程を変えなければならない。
 わたしの実感では、6度以上離れた音程はしんどい。大人でさえも。プロは知らないけどさ。それを、たかだか10歳くらいの子どもたちが練習するんだよね。「聞くにはいい曲だけど、歌うにはちょっと」な曲が選ばれるのは、順位とか点数とかなんだろな。
 で、レ・ミゼラブルの「民衆のうた」である。急変するような音程はないし、リズムは一定。メロディーも繰り返しで覚えやすい。程よい高さの音を伸ばして、エネルギー発散。
 わかりやすい、歌いやすいというのが、こんなに心地よいとは。というのが、わたしの感想で。歌はやっぱり、歌ってナンボだと思うのです。
 その証拠かどうかは知らないけれど、世界で歌われていると実感したのがこちら。各国の言葉は全くわからないけれど、レミゼの世界だよね。
 日本からは、鹿賀丈史さんが出てました。

 言葉って、こんなに複雑で豊かで。でも、どの国の言葉でも、このシーンだけはわかる自信がある。改めて、作曲の素晴らしさにしびれるのだった。

 
 作曲家などの概要も、置いておこう。


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