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五感が磨かれる「本物が見極められる」(『土の匂いの子』抜粋)

こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。

なかよし会の創設者である相川明子さんの言葉をご紹介します。
著書「土の匂いの子」より抜粋しています。

自然の匂いを嗅ぎ分ける

百聞は一見にしかずというのは、子どもの吸収力に基づいた格言かもしれない。見て覚え、学び、自分の世界を広げていく。

 視力はまだ未発達なので、1~2歳の子どもは自分の周囲数メートルの視界の中で行動する。見晴らしのよいところへ登って海を眺め、おとなが感嘆の声をあげているとき、子どもは目の前のアリを見ている。子どもの目線は身長に見合っているから、地面に近く、地を這う虫や風になびく草花に興味を示す。その先で笑っている友の顔や、おとなの表情に関心がある。

 たくさんの自然に触れ、本物を見る機会が多ければ、おのずと何が本物かをしっかり見極める目が育つ。

相川明子
1985年に青空自主保育を創設。NPO法人山崎・谷戸の会事務局長。
<著作>
1997年「土の子育て」出版(コモンズ)
2008年「土の匂いの子」出版(コモンズ)
2011年 映画「さあ のはらへいこう」(記録社製作)
2015年「谷戸であそぼう 春」(冨士山インターナショナル)
2018年「谷戸であそぼう 夏」(冨士山インターナショナル)
2023年「谷戸であそぼう 秋」(冨士山インターナショナル)


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