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りんごと共にあった道具たち

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りんご農家さんが使っている/使っていた道具たちを趣味でアーカイブしています
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記事一覧

青森県出身の俳人、会津正治氏の句集を購入しました。

古本屋が好き。よく行きます。今回の目的はエッセーだったのですが、店内をぷらぷらしていたらこんな句集を見つけました。 タイトルは『林檎』。青森県出身の俳人、会津正治氏の作品をまとめたものだそうです。 四方よりの風が磨きし林檎かな 今、関わらせてもらっている林檎畑は、いろんな人の手が入ったことにより続いてきているのだろうなぁ。 それを改めて考えさせてられた作品です。 他にも林檎を題材にした作品がありましたので、徐々に読み進めていこうと思います。(林檎畑で読むのもよいかも

千雪のはんこ…千雪のはんこ…

ないー。 なんでよー。あれば買おうと思っていたのに。悲しい。 ここにも。 ここにも。 ここにもなかったよー。かなしいー。すごい探した。「あっ」って思ったら「千秋(せんしゅう)」だった。むーう。 ちなみにこちらは弘前市で一番大きな市場の中にある、農作業の道具とかも買うことができる施設の中です。通称「ぽんぽん」と呼ばれるこちらのはんこに関しては、ここが一番充実しているんじゃないかしらと思っております。 コンプリートしたい欲がでてきますねぇ。でも、1個2000円くらいと

やっぱり刷り版かわいいいいいいい。

お客様からのご要望で、箱のみ販売させていただきました。手でスプレーしているので、毎回緊張しますが、これは手でやることに意味があるので続けていこうと思っております。 こちらの小箱、サイズ感がちょうど良いのです。普通の木箱の1/4くらいのサイズで、お部屋のちょっとしたものを入れるのにめちゃめちゃ重宝します。私も、車に「千雪」の文字を入れたものを使っていますが、マスクの箱とアルコールスプレーとお手拭き的なものを入れています。ちょうど良すぎて使いまくりです。 昨年作ったミニ刷り版

ひっそり竹籠も再入荷しましたので、ぜひお買い求めください

ジュースの反響がありがたいことにたくさんありました。 同日に「根曲り竹のりんごかご」も再入荷して販売を開始したのでぜひこちらもご覧ください。 かごは段々といい感じの色になっていきます。この過程が楽しいんですよねー。 以前りんご入りの商品も販売していましたが、今回は竹籠のみです。時期的に、生の千雪を出すことは難しいので。 是非ご覧ください!

「The Ringomafia」の活動がスタートしました

無事、オンラインイベントが終了しました。15組の方にご参加いただき、いつもとは違う形でりんごをお楽しみいただきました。 舞台は青森県鯵ヶ沢町。普段は弘前市から見ている岩木山も、いつもと違う形をしていて新鮮でした。 パーカーも作りました。 ロゴは、私のデザインで、ゴッドファーザーのパロディです。マフィアなので。 参加いただいた方がSNSでアップしてくださってました。ありがとうございます。 少しずつ活動の幅を広げ、楽しんでいければと思います。またやりたい!楽しかった!

「りんご小籠」の販売を開始しました!

青森県のりんご農家にとって欠かせない存在だった根曲り竹の竹籠。今では収穫の際はプラスチックの籠を使うことが多く、竹籠は作り手も減り、なくなってしまう可能性の高い工芸品です。 プラスチックの手籠はこちらの記事にも載せた動画にもありますが、オレンジのものです。青いものや水色のものなどもあります。 りんごの作業をしていくには、実はこの竹籠はちょっと使い勝手が良くなかったりします。というのも、持ち手が固定されており、カゴを重ねることができないのです。 しかし、工芸品としては本当

「りんごもぎとり体験」を実施しました。

弘南鉄道さんとのコラボ企画「りんごもぎとり体験」を実施しました!1日3回、各回5名までの濃いコミュニケーションが取れる内容でやってみました。 まず私自身の感想として、めちゃめちゃ楽しかったです。お客さんと直接顔を合わせたことで、何が良くて何が良くなかったかを実感することができました。とても大事にしたい体験だったなと感じています。 今回の「りんごもぎとり体験」でよかったと感じたところ ☑︎「りんご籠いっぱいに収穫OK」としたところ これは、同じ地域内で実施している収穫体

弘前れんが倉庫美術館に行って、昔のシードルを見てきました。

2020年3月にオープンした「弘前れんが倉庫美術館」。一時期入場制限などもありましたが、今はもう予約なしで入ることができる状況です。 9/22まで「醸造から創造へ」のテーマのもと展示がされており、先日やっと入ることができました。 ここはもともと、「朝日シードル」という会社の、シードルを作る工場の跡地が利用されて美術館となりました。そのストーリーが既にワクワク。 昔の商品のラベルです。かっこいい〜。復刻版を作ったりしないのかしら。 このリーフレットに注目。当時、シードル

4連休全て晴れ模様。内容をアップデートしてまた実施したいなぁ。

満を辞して実施した「りんごの刷り版」ワークショップ&展示会。 天気にも恵まれ、大きな怪我などもなく、無事皆さんへ木箱もお譲り出来ました。 自分好みの木箱を探すお客さまたち。気に入っていただけたようで何よりです。 「○○はできないの?」 「○○がほしいんだけど。」 そんなお客さまのお声が、次の取り組みのヒントになるなぁと感じました。今回出来なかったことや発見を、改めて形にできるよう色々と企画していこうと思います!

りんごの「刷り版」のワークショップ。楽しんでもらえていて嬉しい。

noteの読者さんは、りんごの「刷り版」を好意的に見てくださっているんじゃないかと想像しています。なぜなら、「刷り版」の記事のビュー数が多いから。 でも、今身近にいる方々は、そこまででもありませんでした。青森にいるとコンテンツとして当たり前で、目新しさがあるようには見えなかったのだと思います。 でも、でも、実際にワークショップを実施したらわかりました!青森の方々は、私が思い込んでいたのと対照に「刷り版」がお好き。 こんな風に展示したのですが、足を止めて、説明書きをじっと

動物園で見つけたりんごの木箱たち

弘前市にある「弥生いこいの広場」というところには、いろんな動物たちに出会うことができる場所があります。 開園すぐに行ってみました。雨が降っていたのであまり人がいませんでいたが、大学とのコラボでイベントなども実施しており、全体として楽しい観光になりました。 それぞれ個性的な選挙ポスター。どれも捨てがたかったですが、ウコッケイに一票入れました。完全になんとなくですけど。個人的には鳥類だとハシビロコウが大好きなんですが、残念ながらここにはいませんでした。 いろんな動物がいるの

板柳町ふるさとセンターにて、りんごの刷版の展示を発見!

「ああ…カッコ良すぎる…」 一人でバシバシ写真を撮っていたので、完全に変人ですね。でも、好きなのでしょうがない。 板柳町にある「ふるさとセンター」の本館に、「りんごの過去、現在、未来」がわかる展示スペースがあります。こういうのが街の主要な場所に設置されている。いいなぁ。いいなぁ。りんごをテーマに観光に来る方は、絶対来た方がいいです。 その中に、「すり板」の展示がありました。 ここでは「すり板」と表記するんですねぇ。いくつか文献などを漁っていますが、「刷版(すりばん)」

日本一長寿のりんごの木。

タイトル通り、日本で一番長寿のりんごの木を見てきました!存在は知っていたのですが、やっとお目にかかりました。 ちょっと気にして隠れてしまって切れてますが。青森県の指定文化財になっています。1878年に植えられたものなので、140歳を超えるという…。すげー。 こちらが「紅絞(べにしぼり)」という品種です。写真だと見えないですが、奥に同じ品種がもう1本あります。 左右に出ている枝も太いし、枝を支える支柱もめちゃくちゃ太い!あのくらいないと支えられないのでしょうね〜。 「紅

つがる市のショッピングモール、りんごの木箱を素敵に活用しています

打ち合わせで訪問した「つがる市」。あまり行ったことがなかったので、なんだか新鮮でした。同じ津軽地域でも、自治体によって雰囲気が全然異なります。 打ち合わせのために、ショッピングモールに入りました。入ってすぐ、りんごの木箱がお出迎え。 こちらは、某遊べる本屋さんのディスプレイです。すごーい。全部りんごの木箱。重ねればこういう風にできるから、結構便利なんじゃないかなぁ。私もですが、身の回りにりんごの木箱を本棚であったり靴箱などに活用している人は、結構沢山いる印象を受けます。