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全く違うキャリアの友人と“転職してよかった”と噛み締める夜

私は新卒一年目で転職を経験しました。

同期は私より前に半分辞めていきましたが、
職場の同期だけじゃなく、他のつながりでも転職した人が意外と多くいます。


大学の学部学科もサークルも全部同じで、朝から夜まで、月から金までほぼ一緒にいたような友人がいます。

あとからわかったことですが、その友人も私と全く同じタイミングで離職・転職を経験していました。

「実は会社辞めたの!」
「え、私も!」
「今月から新しい会社なの!」
「え、私も!!」

退職日も入社日も全く一緒で、びっくりしました。笑


転職して約2ヶ月。また2人でご飯に行きました。


どうやら転職した先が、仕事内容も友人にピッタリで、職場の雰囲気や人間関係もとてもいいところだそう。


友人「2人ともいいところに行けてよかったね」

私「本当に。私、人生で一番やってよかったことは転職って言えるくらい」

友人「たしかに。本当に人生変わった。人生180°変わった」

私「現状を変える決断をして本当によかったね」

友人「勇気を持ってよかった。変える勇気を持てた人だけが感じられる嬉しさだなって思う。

前の職場の時は、仕事が嫌すぎて専業主婦に本気でなりたかった。

でも今やってる仕事は自分の好きなことだし、結婚しても働きたいと思えるんだよね」

私「すごい変化だね。いいね、素敵」



退職直後にも一度その友人と2人で会ったことがあるが、その時は2人とも雰囲気が暗めだったし、先のことが不安でウジウジ言ったりもしていた。

その時友人は、「もう働きたくない!」と言っていたので
ここ数ヶ月ですごく変化したことがわかった。
素敵だな、と思った。

全然別の会社、別の業界にいる友達だけれど、
こうしてたまたま同じタイミングで動くことがあって、
お互い辛い時を励ましたり、乗り越えた後に喜びを噛み締めたり、それが一緒にできるのってすごく尊いなと思った。


今回2人がやってよかったと思えるのが転職というたまたま共通のことだっただけで、転職がすべてではない。

転職するべきタイミングと、すべきでないタイミングがあるんじゃないかと私は思っている。

転職をすれば、すべてが好転するわけではない。完璧になるわけではない。

私が幸せになれなかった会社で、幸せに働ける人がいるのも、事実だ。


だから、転職を無意味に全肯定するつもりも、強く勧めたいわけでもない。


ただ、私と友人は、この決断を心からしてよかったと思えている。

何かを手放す勇気、現状を変える勇気を持つのは、恐怖もあった。

けれど、一度決めて行動すれば、自分が想像する以上の素敵なものが巡ってきたりする。

私が知っている中でも新卒一二年目に会社を辞めた人は20人ほどいるが、全員転職に成功している。

新卒三年間は辞めずに頑張るのもいいかもしれないけれど、別の選択もあると伝えたい。


何か現状に不満があるときは、変える勇気を持てたらいいなと思う。
その手段が、転職でも、転職じゃなくてもいい。


ただ、“現状を変える勇気”を持つことが、人生に大きなインパクトをもたらすことを身をもって実感した。

それもひとつ、転職を通して得られた大きな気づきである。


だから私は“今を変える”ために何かに立ち向かっている人に、人一倍大きなエールを贈りたい。そう強く思う。



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