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島の景色を何度見ても美しいと思うのは何故か。【275目】

3階建ての展望台。

そこからの景色は
絶景そのもの。

島でトップクラスの
人気を誇る前浜ビーチを
一望できる展望台。

この日も大変美しい絵でした。

昔昔から何度も
来ているはずなのに、
今でも美しいと感じます。

私たちは島に住んでいるので、
気の向くままに展望台に
行くことができる。

観光客はもしかすると
一生に一度かもしれない。

そして、

その日が曇り空かもしれない。
天気は選ぶ事ができないので。

それにしても、

絶景を見て人は何を思うのでしょう。

私が思ったのは、
目に映る絵に加えて
空気感と音が至福を与える
ということ。

目に映る絵は、
ザ・沖縄感あふれる
エメラルドグリーン。

青が織りなすグラデーション。

多くの人がすぐに
イメージできるであろう沖縄を
リアルに見る感動。

雲の動きによる光の変化。

流れる風は、
湿気を含んだ重量感もあるが、
軽やかな海風。

風が常に流れるおかげで、
美味しく新鮮な空気を吸う
感覚を味わう。

風の音は耳にも伝わり、
遠くて聞こえるはずのない
波音もイメージさせる。

そして、遠くに聞こえる
セミの声が加わる。

さとうきびは視覚に
入らないのにザワワ〜とまで
聞こえてきそう。

沖縄ってまさにコレ!が、
リアルに五感を刺激する。

人はそれらの感覚を
一瞬で感じるため
言葉を無くすのでは!?

この自然との一体感は、
写真や動画では伝わりません。

また、

同じ絵を前にした、
他の観光客の賛美の声に対し、
心で頷くことも満足のひとつ
だと思います。

他の人も同じ事を
感じているならば、

言葉にしない共有も
いかに大事かを
考えさせられました。

むしろ、
当てはまる言葉なんて、
うわー!とか、
キレイ!しかありません。

この言葉の裏には、
それぞれの五感で感じた
感覚が宿っているのです。

それは、

この島で生まれ育った
私にも当てはまります。

あらゆる自然変数の掛け算が
無限大であるため
同じ絵にはなりません。

なので、

いつ何時来ても
美しいと感じるのだと
思います。

またその感覚は
人に伝えたくなるモノ。

ただし、

撮った写真や動画でしか
伝える事ができない。

伝えられた側は、
ザ・沖縄の絵が構築されていく。

そして、その人が
実際に訪れ絵を見た時、
全く同じ感覚を受けるのでしょう。

それ以降は無限ループで
どんどん繰り返します。

私の場合、
人の感動する様を見たくて
お客さんを連れていく。

それは、

私にとって、
一瞬の癒しになるのかな
と思いました。

満足感としか
表現できませんが。。

他の観光地への憧れも
ありますが、

まだまだ未体験の
この島で受ける感動を、
思う存分に味わおうと
思いました。

そして、
来島された方と共有し
強制的に好きになって貰います!

ありがとうございました。

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