MaiMai

我が子に出会って、世界が変わった。そんな経験をシェアすることで、子どもたちが出会う世界…

MaiMai

我が子に出会って、世界が変わった。そんな経験をシェアすることで、子どもたちが出会う世界がもっと素敵になったらいいな、と始めます。教育企業でブランディング担当。グロービス英語MBAを2021年10月に修了予定。4歳(男)・6歳(女)・三人目出産予定。アドラー心理学ELMリーダー。

最近の記事

時間は平等ではない、という話

「時間は伸びるんだよね」 それは、私が乳児を抱えて仕事をしながら、大学院に通っていた時に、 荒木さん(当時の大学院の講師)がくださった回答だった。よく意味がわからなかった分、今でもよく覚えている。 ちょうど立て続けて「時間の使い方」について聞かれたこともあり、 私も、私自身のために、何が蝶番になっているのかを見極めるためにも書き起こしてみようと思う。 まあまあ、頑張っているとは思うけど… 私自身は、2歳〜8歳までの子どもが3人いて、平日はいわゆるワンオペで、朝起きたら旦那

    • 資本主義のその先を見に

      「資本論」をテーマに読書会を始めて、もうすぐ1年。 今回は、その中で取り上げた「人新世の『資本論』(斎藤幸平)」と「つながりすぎた世界の先に(マルクス・ガブリエル)」の2冊から見えた世界と、そこからグルグルつながっていった世界を、ここに書き留めておこうと思う。 この世界で不可視にされていることに向き合う 私が「人新世の『資本論』」で最も突き刺さったのは、この事実。 資本主義の下、私たちの生活は大きな犠牲とその犠牲の不可視で成り立っているのだと気付かされたこと。 そんな大仰

      • 私が「公立」小学校を作りたい理由

        今、私は「公立」小学校を何とかしたいと思っている。 思っている私は、ただの一市民だ。 なんの権限も、経験も、知識もスキルも持っていない。 あるのは「想い」だけ。 そんな私が動き始めたこの歩みを、言葉にしておきたいと思い再びnoteへ。 世界は素敵な方向に変えられることを、子どもたちに見せていきたい。 きっかけは、授業参観 小学校のあり方を何とかしたい!と思ったきっかけは、授業参観。 小2の国語の授業で、一人ずつ事前に作った「迷子のアナウンス」の原稿を前で読み上げていく。そ

        • 「武器としての『資本論』」を読書会して

          この1月から「体感読書」という読書会をスタートさせました。 もうめちゃくちゃ面白い。頭から湯気出てしまうくらい。 そこで、最初の1冊目「武器としての『資本論』」を読んで、読書会で皆で話して、私の中でモクモクと湧いた感想をここにまとめておこうと思います。 それをお金で買いますか? 「資本主義」とは「商品による商品の生産が行われる社会(=価値の生産が目的となる社会)」と言う定義が、読了してから最も腑に落ちました。 資本主義において、まず、私たちは労働力を提供する「商品」である

        時間は平等ではない、という話

          私が「英語」で学んだ思考のクセ

          少し前に「英語への投資は本当に必要?」で紹介した通り、苦節十数年、英語を学び続けているからこそ、見えきてことをここに少しまとめておきたいと思います。同じ道にいる方の参考になれば・・。 「英語が話せない」の正体最近、英語学習仲間とIELTSのスコア7.0を目指して勉強会をしているのですが、そこで自分の「英語が話せない」理由が今更ながらよく分かってきました。IELTSのSpeakingやWritingのために下記のような一問一答やテーマについてのshort essayなどの練習

          私が「英語」で学んだ思考のクセ

          どうして今、読書会なのか?

          先日、2022年1月から1年間の「体感読書プログラム」をリリースしました。リリースにあたり、どうして今「読書会」を改めてリリースするのか、「体感読書」っていったいなんだ?ということをまとめてみました。ぜひ、読書はしたいけど時間がないっ、という方はこの1年間「体感読書」に挑戦してみませんか?遠くに行きたいなら、皆でいけー!! 本を読まないから時間がない本は読みたい、けど時間がない。もう本と時間ってセットですよね。まとまった時間や少しほっとできる時間がないと本なんて読んでられな

          どうして今、読書会なのか?

          「英語」への投資は本当に必要?

          私の十数年に及ぶ「英語」との葛藤から、今後の「英語」の展望に対する疑問まで、まとめてみました。英語周りの方と一度膝を交えて話してみたいな、と思っていますが、、皆さんはどう思われますか??? 英語との格闘 私は30歳を超えてもなお、まだ英語の勉強を続けています。こう書くと、なんかもう、目も当てられない?笑 英語熱が再発したのは、娘が生まれてから。こんだけ私は苦労したんだから、娘には、、、と先行投資だーと英語の教材(ディズニーやら)を流したり、近所のKindergarten に

          「英語」への投資は本当に必要?

          三人目はなぜ泣かない?

          1ヶ月前に3人目が生まれました。 そこで上の子(小1)からのたかだか7年、されど7年の子育てで気付いたこと、学んだことを、その中でも特に、1人目育児に奮闘していた時の自分に伝えるつもりで書きました。 というのも、やっぱり1人目が一番大変だったから。 先は見えなし、その不安や疲れに呼応するかのように、赤ん坊はよく泣くし。 そんなときに、私が聞いておいたら、きっと肩の力を抜けていただろうことが、今、コロナ禍で育児に奮闘する方の少しでも励みになれば:) 頑張らない(教育ママ編)

          三人目はなぜ泣かない?

          私がMBAを取ろうとしたワケ

          この9月末でもって無事、MBAホルダーになった私は、30代半ばの会社員、最後のクラスの直後(24時間後)には3人目を出産した「ワーママ」です。 そんな私がなぜ、MBAに挑戦したのか、修了した今だから思うこと含めてまとめてみました。 これから挑戦しようとされている方の参考になれば幸いです:) 1) MBAは何の略?私が初めてMBAという言葉を聞いたのは、1人目出産後に参加した「ぷちガチ!(現 子連れMBA)」の講座(MBA科目を赤ちゃん連れで学べる場)でした。その後、運営とし

          私がMBAを取ろうとしたワケ

          子育てと仕事と勉強が両立できた理由①

          大学院卒業前にして、これまで一番よく聞かれた「子育てと仕事と大学院の勉強」が両立できた理由をまとめておこうと思う。これから何かを始めたい人に、どうやって時間を作ってきたのか、モチベーションを保ってきたのか、などを何回かに分けてお伝えできればと思う。 私の置かれた状況子どもは6歳(小1)4歳(年少)三人目妊娠中 仕事はフルタイム 大学院はMBAを全て英語で履修(英語はそんなに出来ない、笑) 旦那は朝6時に家を出て、夜8時前後に帰宅 実家、義実家ともに近くにはない こ

          子育てと仕事と勉強が両立できた理由①

          「言葉にする」力

          ブランディングに没頭して半年 育休から職場復帰して1年も経たずにまさかの異動。異動先は新設されたチームで私は「ブランディング」の主担当を拝命した。 そこから必死に勉強し、実務でトライ&エラーを繰り返してきて学んだこと、今まさにGlobisでも学んでいる「ブランディング」についての思考の一つをまとめてみたので、誰かの参考になれば:) 無意識が95%Globisの授業で参考図書に挙げられた「心脳マーケティング」を今読みながら、実務での違和感とその原因について考えてみた。ht

          「言葉にする」力

          自己紹介

          色とりどりの世界私の人生は子どもが生まれた時から始まったのではないかと思えるくらい、その前後で大きく変わった。こうしてnoteを始めるきっかけをくれたのも、その一つ。子どもたちがこれから出会う世界が、もっともっと素敵になればいいなと、まずは私ができることからしていこうと思う今日この頃。そのための挑戦と、子どもたちに出会って見えた世界をここにまとめていこうと思う。 子どもと出会う前新卒で教育企業に入社。毎日スーツで走り回る日々で箕輪さんの「死ぬこと以外かすり傷」に共感してしま

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