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身体>顕在意識

散々
顕在意識の脆弱性を謳ってきて
はて
じゃあ落とし所はどこやねん
となるわけですが

じゃあ
主人格はどこだというと

結論は身体です

正しくは
姿勢や呼吸、動作所作
そして行動

ではなぜかを説明していきます

・身体には自由意志を介さない
反射
という機能が備わっているのが
一番わかりやすいですが

通常の動作ですら
脳の電気信号の発火(運動)に対し
少し遅れての自由意志(顕在意識)
そして
ようやく動きに繋がります

意識→運動、ではなく

運動→意識→運動

が脳科学的には
最近の定説となっているそうです

意識はあくまで後手
運動が実質的には先になる

ではそもそも
そうすると自由意志の役割は何かと
なってくるわけですが

運動に対しての
意味付け、秩序的解釈
そして整合性

自身が自身であるための
自分という人間の流れに
不備がないよう
帳尻を合わせているに過ぎない

自我の保身

・顕在意識の脆弱性
とはある意味では
脳神経回路の可塑性を意味する
そんな所もあるのかもしれません

では
改めてどう意識していくか
(若干の矛盾がありますが笑)

例えば
呼吸に関して言えば

ストレスと関係性の深い自律神経

緊張状態の交感神経と
リラックス状態の副交感神経

前者は呼吸が浅く
後者は呼吸が深い

では脆弱な思考をまず脇に置き
何を思考しているかは二の次で

現状
呼吸が浅いか深いかを自覚する

もしストレスが溜まっているなら
きっと呼吸は浅いはず

ならば意識して深呼吸をする
そのフィードバックを繰り返す

軽薄な答えですが
脳は身体の動作に反応し
自由意志を生成する

(深呼吸をしているのなら
今、落ち着いているのかな)

と脳は錯覚を起こすので
ストレスは緩和していく

・巷でよく聞く

楽しいから笑うのではなく
笑うから楽しい

と言われる所以は
このような原理に
基づいていつものと思われます

・姿勢にしても
同じようなことが言えます

胸を張るような動作は
自由意志への影響として
やはり自信に繋がるような形で
あらわれます

・大まかにですが
この二つを踏まえただけでも

何を思考しているか
思考するかは
実はあまり関係がない

のではなかろうかと
思えてくるぐらいの単純さ笑

不思議でとても興味深い

次回は
行動そのものに着目してみようかと

最後まで
お読みいただきありがとうございます

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