見出し画像

なぜ生きているのか

易者の高橋南北です。
フォロワー様から「先生、なぜ生きているのかが分からなくて辛いです。どうすれば良いか教えてください」とご質問を頂きましたので
今回は、「なぜ生きているのか」をテーマにお話したいと思います。


まず、生きている理由が分からないとおっしゃる方の多くがご自身の本心に気づいていない場合が多いです。
まずは、本心についてお話したいと思います

「本心とは」

本心とは何か。これは感情的なそれぞれの捉え方です。
簡単に例えると、結婚に対して幸せなイメージを持っている
人と、結婚に対して不幸なイメージを持っている人がいたとします。

でも、結婚自体には幸も不幸もないのですよね。
これは両者のそれぞれの感情的な捉え方であります。
これが我々が本心と呼んでいるものです。

「本心が見えないのは当たり前」

一方、脳というのは感情だけで動いていません。
その事実とか考えに関わりある情報処理の大脳新皮質の作用によって
具体的に、論理的に対比する働きがあるので、これは社会的に批判されるのではないか。などと考えるので、それが本心をくらましています。

脳の作用として本心が見えないのは当たり前です。

「本心の奥には根源的な意思がある」

本心を知るために、その基となる「根源的な意思」についてお話したいと思います。
その代表的なものは、「身体を生かす」という意思です。

「根源的に生きる意思」に好き嫌い関係がないので、それは感情よりもはるかに大きいものです。

そして、私達の身体の機能には触覚・聴覚・味覚など外部の情報を取り入れて処理する能力が異常に発達しています。
例えばカミオカンデ研究所は世界で初めてダークマターの直接探索の手がかりを掴みましたが、ダークマターのように存在するか分からないような人間には目に見えないものを知覚する力があるのです。

宇宙という大きな存在を、私たちが心のなかで捉えられたりするように
知覚する、理解することも私たちの根源的な存在する意義です。

様々なことを体験するのも根源的に意味があります。
ただ、結婚でも人から言われてするのは、根源的な意味からすると少し違います。自分が結婚したい、したくないというのは本心でありますが、感情は根源的な意思から来るので、本心と違うことをするのは不自然なのです。

人間は体験するために生かされている

人間が体験する為に生かされていなければ、私たちに目や鼻や舌はなかったでしょう。根源的にそのような事があるのです。

人間は進化・発展する為に生かされている

体験するために生かされているその奥には進化・発展するために生かされているという根源的な意義があります。
なぜかと言うと、宇宙は進化・発展を止める事がありません。私たちに意識を与えられえているのは、その進化・発展の一翼を担うためであります。

だから、私達に意識が与えられているのは、無駄に与えられているのではなくて、成長するのに必要だからです。
これは物質的な成長ではありません。どれだけ大きなビルを建てても、すぐに土になります。

心と魂の成長の為にあるのです。

次回、感情と思考の見分け方

脳の作用として本心が見えないのは当たり前とお話しましたが、次回は本心をくらます感情と思考の見分け方についてお話したいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?