圧倒的な成果を上げる組織
易者の高橋南北です。今回は圧倒的な成果を上げる組織の状態「フロー」についてお話したいと思います。
簡単に、フローとは集団的ゾーン意識です。
個人がとてつもない成果を上げる状態「ゾーン」については、前回記事に詳しく書かれておりますので、まだの方はぜひご覧ください。
1.自由
フロー状態の組織の条件として、まず自由でなければなりません。
目的を達成するために自由な行動をする事が求められます。
仕事の内容、時間等すべて決められているような、ベルトコンベアー方式でフローには入れないです。
自分で考えられる自由とそれを受け入られる風土が必要なのです。
2.決断
各々で裁量権があるかどうか。上司にいちいちお伺いを立てなくて良いように、速即断即決が出来るように、それが出来るようにさせておくことです。
即断即決の出来る組織である必要があるということですね。
3.目標
目標なき烏合(うごう)の集になってはいけません。
スランプの組織とはそういう状態です。
フロー状態の組織は目標があり、一致団結しています。
よくインセンティブのために頑張ることをフローと勘違いしてしまいますが、これはスランプです。動機が違います。
目標を達成したいという全体の強い思い。目標は社会全体・個人に良い影響を与えるものでないとなりません。
社長の財布を太らすなんて事ではなく、各々が成しとげたい未来と一致している事が大切です。
4.精神的欲求
フローの組織であるためには、精神的欲求が高くなければなりません。
その逆の物質的満足とはモノ・カネ・地位・名誉などの精神の外側にあるものを満足させることです。
精神的満足とは物質的満足のの逆ですね。
我々の生きがい・やりがい・達成感。他者との協調・共鳴です。
最純たるものは愛や感謝ですね。
この精神的欲求がどれほど高いか。高ければ高いほど良いです。
物質的満足では決してなりません。
5.全員がゾーン状態になること
組織の全員をゾーン状態にあること。これがマネジメントの極意です。
ゾーンについては、前回記事をご参照くださいませ。
まとめ
フローゾーン状態に入ると、小さなミスや過失が起きません。細部まで目が行き届くようになるのです。そして有益な情報が入るようになります。
偶然の幸運・情報を手に入れる事になり、シンクロニシティ・奇妙な偶然が重なります。
運命が良いので、追い風に乗る達成するためのニュース・情報・チャンスが舞い込んできます。ワクワワ 高陽感があり、何をやっても上手くいきます。業績は上がるし、ヒット商品が生まれやすくなります。
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