193日本の保育者

国公幼|幼児教育|保育倫理 保育力も美容もお金も手に入れたい。 「主体的な保育」を実践…

193日本の保育者

国公幼|幼児教育|保育倫理 保育力も美容もお金も手に入れたい。 「主体的な保育」を実践し続ける。 その先に見つけた保育力向上になくてはならない考え方。

最近の記事

保育を13年間続けられた理由

仕事が合わなかったらすぐに辞めようと思っていた。それなのに13年も続けられた。その理由を綴っていこうと思う。 プロに追い付かない 常に、何年たっても、まだプロじゃない、達人に追い付かないと感じていた。 もし3年で仕事を辞めたとする。3年なんて少ない経験は「保育のプロ」を語れるほどではない、と本気で思っていた。3年で辞めるような中途半端な人間を他で雇ってもらえるわけもない、とも思っていた。 やるなら最後まで(極めるまで)やらないと、というプライドがあった。 そして13年たった

    • 質の高い園内研修の進め方Ⅱ

      クラスで悩んでいることを事例にする 保育を行う上でかかわりに悩んでいる幼児をピックアップしてもらい、悩む場面の事例を書いてもらう。 この作業は簡単なようで実は難しい。 よって、ある程度の書式はあったほうがよい。書式をつくるまえに 明確にさせることがある。それは「どこに悩んでいるか」である。 子ども理解か保育者の援助かクラスから出て行ってしまう、一定の友達しか遊ばない、 好きな遊びが見つからない等、ある一人の幼児の対応について悩んでいる場合は子どもの様子と保育者の援助は分け

      • 保育が嫌になったとき

        子どもが好きと保育が好きは別物である。 しかし保育が好きは子どもが好きという気持ちがないと成立しない。 だからこそ、子どもが好きという気持ちは大事なのである。 3つの原因おそらく子どもが好きなのかどうかわからなくなる瞬間は保育の仕事に従事しているときに訪れる。 その原因は3つだと考えている。 1つ目は人手不足。 2つ目は人間関係。 3つ目は低賃金。 これらは複雑に絡まっているように見えて、実はそれぞれ単独の問題である。よって、一つ一つ解決させることができる。と確信している

        • 質の高い園内研修の進め方Ⅰ

          短時間で充実した話し合いには順序がある時間がない中、絞って絞って絞り出した話し合い(ミーティング)の時間。誰もが無駄にしたくはないだろう。充実したミーティングになればどんどんチームワークもよくなるのは確かである。 充実したミーティングはどのようにして行うのか? リーダーとなる保育者がミーティング計画あるいは長期的な見通しをもつことが大切である。 ここでは、簡単にミーティングの見通しについて綴っていきたいと思う。 行事等の【打ち合わせ】とは別物である。 1・理想の幼児像を徹

        保育を13年間続けられた理由

          主体的な遊びに向かうまでのプロセス①

          主体的な遊び=夢中になって遊び込む遊び遊びの中で子どもは育つというが、つまらないと感じる遊びの中では育たない。言い換えれば「楽しくないと育たない」のである。 子どもが楽しいを感じているときは【子どもが能力を同時に発揮しているとき】ときであるから。 それが発達であり成長。これは平たい薄い遊びのときには見られない。 遊び込んでいるときに見られる。 よって、主体的な遊びとは夢中になって遊び込んでいる遊びとして綴る。 遊び込むまでのプロセスは3段階 夢中になって遊び込むまでに

          主体的な遊びに向かうまでのプロセス①

          志を高くもつ保育者の思考

          覚悟の度合い 実際問題、勤務時間内で自身の保育力を向上するなんてことは無理に等しい。もちろん、現場の保育で保育力があがるのは確かである。 しかし、保育力をあげる保育をするためには、まず、質の高い計画を 立てなければならない。質の高い計画は簡単に生み出せるものではない。 ただ乗り切るだけの保育、根拠やねらいを明確にしない保育、毎年同じやり方だからとそのまま行う保育、これらを続けて勤務年数だけがあがり、ベテラン扱いされるというケースも珍しくないだろう。 果たして自分はそうな

          志を高くもつ保育者の思考

          心身の健康と保育力向上

          心身の健康とは心がかろやかであること 美容室帰りのような、エステ帰りのような、ネイル帰りのような。 そんなあの時。 臨時収入が得られたような、サプライズプレゼントがあったような そんなあの時。 自分の保育が認められたような、上司や保護者に信頼を言葉で返していただけたようなそんなあの時。 週末のほろ酔い気分。卒園を迎える3月の雰囲気と新学期がくるまでの春の風のような。 似たような言葉としては「気分がいい」。気分がよい状態が 心の健康であると考える。 気分をあげる方法

          心身の健康と保育力向上

          保育者の私。自己紹介

          担任や研究主任として、世には珍しい公立幼稚園教諭として13年間保育に従事。幾度も研究発表や公開保育などの場を経験させてもらう。 保育研究の内容 保育研究の内容としては、 〇夢中になって遊ぶ幼児の育成 (運動遊び、製作遊び、音楽表現遊び、絵本の世界を通してなど多岐にわたる遊びの窓口から環境や教師の在り方について研究) 〇小学校との接続の在り方 (主に小学校教諭と連携し、5歳児~1年生の滑らかな接続に向けての取り組み、スタートカリキュラム編成、小学校授業に幼教諭として登壇 等

          保育者の私。自己紹介