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2024年に育てたい夢

 明けましておめでとうございます!
 今年もよろしくお願いします。

 元旦の話題は、今年の抱負について!
 (普段からnoteに欲望ばかり書いている気がしますが。)

 実は、去年に芽生え、今年育てていきたい 欲望 「夢」がひとつあります。


木造伝統構法の勉強

 以前からnoteにも書いていますが、古民家改修をきっかけに、伝統的な木造の構造について勉強を続けています。

 そして、勉強会に通って、いろんな耐震補強事例をみたり、伝統木造の本を読むうちに、そんな仕事をしたいと思うのが、当然のなりゆきで·····

古民家改修の問合せ

 その思いが通じたのか、去年は、何物件か、古民家の耐震補強設計をしてくれないか? と問合せがありました!
 すごく立派な地主の家だったり、町家だったり·····
 どれも、とびつきたい気持ちだったのですが、よくよく話を聞いてみると、遠方だったり条件が合わなかったりして、泣く泣く断念しました。
 もう少し条件が合う仕事があれば·····

文化財の耐震補強

 そんな中、古い商家について補強方法を提案する機会がやってきました!
 ある自治体が、歴史的商家を買い取り、文化財として保存・改修・活用していく上で、どのような方法がいいか市民からヒアリングを行うとのことです。
 建築士3人で、そのヒアリングに参加することになりました。
 勉強している伝統木造の知識を生かせるチャンス!
 歴史的文化財に関わることができるチャンス!

 と、わくわくドキドキしたのを覚えています。

協働作業が始まる

 3人でチームを組み、まずは、その街の歴史を知ることから始めました。そして、なぜその建物が壊れずに残ることができたのか、災害や地震の歴史なども調べました。
 そして、文化財をどのように保存するべきか、法律や、国交省や文科省などの指針や、他の自治体の事例なども勉強しました。
 このような条件や資料、コンセプトの整理は、他のメンバーが、短期間でパパっとまとめてくれて、その能力の高さに驚きました!(大企業出身の方というのは皆このような能力を持っているのでしょうか?)
 私は、構造が専門なので、耐震部分について調べたりまとめたりしました。
 仕事や家庭の忙しい合間をぬって、Web会議や資料作りをしました。この期間は、実質2週間程度の短い時間でしたが、とても楽しく充実していました。
 そうやって交流するうちに、他のメンバーがなぜ今の仕事をするようになったのか、建築に対する熱い思いなども知るようになります。

実施設計には至らなかったけれど

 ヒアリングでは、建物の良さを生かせる方法について、十分提案できたのではないかと思います。
 このチームで実施設計ができればいいなという夢もありましたが、諸事情により、それは厳しいことがわかってきました。

 その物件については、そこで終了となりましたが、私にとっては得るものが多くありました。

  • 仲間の建築に対する情熱にふれたこと

  • 文化財保存に関する知識や課題

  • 歴史的建築物に関わるおもしろさ

 などです。
 今回の経験で、歴史的建築物の改修設計に関わりたいという思いが、ますます強くなりました。

夢の実現のために準備すること

 ということで、2024年は、その夢が実現できるように準備していこうと思います。
 やはり遠方での仕事は、(子供が小さいという)家庭の事情もあって、なかなか受注できません。
 なので、地元で伝統建築物の耐震改修の仕事がきた時に、すぐそのチャンスにとびつけるようにしようと思います。
 やるべきことをリストアップしていくと

  • 伝統木造工法の勉強を継続する

  • 地元の歴史と、歴史的建物について勉強する

  • 全国の保存や改修、活用事例を勉強する

  • 一緒に仕事をする仲間、意匠設計者、構造設計者、施工業者などを確保しておく

  • 上記について、常に情報発信する

  • 公共物件が受注できるよう入札参加申請を提出する(まだやってなかったんです・・・)

 などでしょうか。

 まだまだ道のりは遠いかもしれませんが、少しずつ進めていこうと思います!
 新年から、長文を読んで頂き、ありがとうございました!

 今年は、伝統木造や、地域の歴史についてもどんどん情報発信していこうと思いますので、よろしくお願いいたします!


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