次世代経営研究会WGのお誘い

【次世代経営研究会WGの取り組み紹介】
どうもこんにちは。組織のChangeAgentの雅己です。今回は企業の垣根を超えて、失われた30年と呼ばれる日本の現状とその脱却策を考えます。
1回の議論で結論を出すのではなく、様々な視点を取り入れある程度発散させて(1年スパン)、自然に収束する形を目指しています。次回のWG(ワーキンググループ)が5回目となりますが、テーマがなかなか深く、またブレイクアウトルームを用いて少人数での討議を計画していますので、私のNoteの読者の方であれば興味関心が高い方がおられるかもしれないと思い今回投稿させていただきます。

以下詳細です。
かなり強いポジションをとったアジェンダに見えるかもしれません。
私も毎回事前に勉強しながら必死についていっているような状況ですが、各企業を代表する技術者やリーダーの皆様の応酬は刺激的で、自分自身の行動に反映されるものが多くあります。ちなみに私は「外圧」だったり、「陰謀論」にはまだ懐疑的です。どんな議論になるでしょうか!?

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1.開催日時:2023年4月11日(火)18時00分~20時00分
(開催形式:オンライン(Teams))
2.議題(テーマタイトル):
日本の歴史的・国際的状況を捉えると「ミクロ視点」となっている可能性の高い我々の技術テーマの危機

テーマ選定の背景:
我々WGは第4回にて、バブル経済崩壊後の30年間の異常な経済停滞の実態について討論を行った。その中では、政治的な意思決定とマスメディアによる報道とに異様な偏りがあることについても指摘したが、その要因については戦後×国内の視点ではまだ狭く不可解なままである。
すなわち、日本に対する歴史的、国際的な「外圧」の存在を正しく認識することで、現状を解明できる可能性が高い。更にこれを解明する過程で見えて来ることは、我々が公に目指している未来像とその実現の為の指標も「外圧」の影響を受けているという事である。
このことについて、事実を踏まえて整理していきたい。

事前推薦図書:
今回のテーマに関係する内容が記載されている書籍です。ご一読いただくと当日の議論がより有益になると思われます。なお、強制ではありません。

教科書に書けないグローバリストの近現代史


具体的な論点:
① 以下の論理は多くの日本国民が真実として捉えているが、国際的な権力者達によって捏造されたプロパガンダの一種であると考える。
実態とを比較すれば、事実を無視し誤った判断を正とし続けるための「外圧」が働いていることが論証できる。

・日本は財政難で、財政出動によって国民を助けるだけの資金源が確保出来ない。
・よって、既存の規制を撤廃し、多くの領域で民間が自由に競争できる環境を作ることが国の命題であり、その方が国の活力も上がる。
  Ø 国営や公営の組織は可能な限り民営化し、自由競争でサービス品質向上と収益力強化を図る。
  Ø 競争に負けた弱い企業はつぶして人の流動性を上げ、勝者となった大企業を減税で優遇すれば、税収が拡大し国民への資金源となる。
  Ø 効率の悪い日本の農業や製造業は縮小し、海外から安い農作物や部品・製品類を輸入すれば、日本国民はより付加価値の高い事業に従事させられ、国は発展する。

② これらの外圧を踏まえた上では、以下のようなテーマはミクロ視点であり、人類全体の自由の総和を増やし未来を発展させるテーマからは程遠いのではないか、という可能性についての論議。
・石油の枯渇やCO2による将来気候変動に備えたカーボンニュートラルに関連する研究テーマ
バッテリーEV、水素自動車
  Ø 太陽光発電、風水力発電、バイオマス発電、石油代替燃料
  Ø 再生プラスチック、生分解性プラスチック
・将来の食糧難に備えた次世代食品に関する研究テーマ
  Ø サステナブルシーフードの環境
  Ø 昆虫食のための昆虫育成環境、飼料
・特定病原体の蔓延防止に関する疫学的な研究
  Ø ゲノム解析による無症状保菌者の検出と防疫
  Ø ウイルスの変異に即応する予防接種薬の開発

③ 我々日本国民にとって、外圧要素を除去することで見えて来る「本当の危機」や「本当の課題とは何か?
・少子化対策の一環で受け入れることになるであろう大量移民の未然防止
・言論統制、管理社会化、その延長線上にある独裁化の抑止
・近隣諸国同士あるいは日本と近隣諸国との国際紛争
・自然災害への対応(減災・免災)
・Web3.0を利用した新しい経済と社会の実現

タイムテーブル:
18:00~18:10 開会挨拶~前回のディスカッションのごく簡単な振り返り
18:10~18:25 論点①に関する論証・解説
18:25~19:50 論点②(必要に応じて①の反証、③の模索)に関する自由討論
19:50~20:00 まとめ~クロージング

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ここまで。

前回、グループマネジャーとしての1年を振り返るNoteを書きました。実はその背景には、Noteでの活動を復活させつつ、このWGをもっと広げたい(知ってもらいたい)という想いがあったからです。これまで5回の本WGおよび9回の次世代経営研究会にいろいろな形で関わってきましたが、メンバーに若い世代が圧倒的に足りていません。

せっかく面白く、かつ今後の日本にとって大事なことだと思うので、一緒に考えながら行動する人を増やしていきたい。そんな気持ちが強いです。

(なお、個人的には「包摂は排除を必然的に伴う」という摂理を意識しているので、あまり”日本の〜”という表現の仕方を良しとはしていないです。)

最後に。このWGに参加することで、”課題”図書として出会った本達とその感想ツイートを参考までに紹介します。

この方は田口玄一先生のお師匠さんであるとか。WGメンバーの方々は田口先生に師事されていた方が多いので、自主的に読んでみました。

https://twitter.com/_naminchu/status/1628374822358228992?s=20

MMTの真の主張の理解は次回のディスカッションの重要テーマの1つ。

コスパ病。デフレの正体について

おまけ。WGとは直接無関係だけど、先人の言語化にはいろいろ助けられることが多いなと。言葉を借りるという観点ではChatGPTについても語りたいですが、それは次回に譲ることとします。

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