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体を張って語学習得観察日記②

英語講師が突然何の目的もなくスペイン語を0から始める

 そんなこんなで突然スペイン語を始めようと決意した私。さて、どの様にして学び始めようか。なにせスペイン語は完全にゼロ。何から始めて良いか戸惑う。

 ただ、今までいろいろな言語で挫折したことを思うと、私に合う方法は本でもなければグループレッスンでもない。オンラインの個別レッスンを突然始めるのも億劫だし、映画を字幕無しで、とかラジオやテレビ・youtubeの語学番組を、というのも気が進まない。私が英語を指導しながら感じてきたことを証明したい、というのもあって以下のことにこだわった。

●とにかく毎日少しでも触れるのが大切。毎日触れられるもの。

●日本語も英語も気がつけば文法や語彙、表現が入っていた節がある。ガッツリ机に向かうのはことごとく失敗してきたので「気がつけばこうなっていた」を目指したい。

 以上の二つは繋がっている気がする。毎日触れている結果、気がついたら少しわかっていたというのが理想。とりあえず今まで出来る方法はほとんど試してきたけれど、常に違和感。やっぱり海外に行ってしばらく住むのがベストアンサーなのか…
 そこでふと思い出した。大人の方の英語指導の際に耳にした「アプリで学んでます」という言葉。アプリ?私は一般的にみんなが使う通信手段やyoutube以上のアプリ云々は疎かったので避けてきたけれど、ここで飛び込んでみようか。

 噂のDuolingoをインストールしてみて、英語学習を選んで少し遊んでみる。絵も可愛くてテンポも良くて楽しい。でも日本語がいまひとつしっくりこない。日本語と英語を対比して学んだ経験が中学高校以外ではあまりないので、日本語を通して英語を学ぶことに少し違和感がある。母国語の強さが助かる時もあれば、邪魔になることもある。そうだ、英語で学んでみよう。
 
 ということで、英語でスペイン語を学ぶ、というモードにしていざ、始まり始まり。完全に手探りで始めてしまったけれど、実はこれがかなりよく続く。しかも全然苦にならない。これが最後のポイントだったことに気付く。
毎日しよう、と決めても続かないのは楽しくなくなるから。そしてある程度わかったらスランプみたいなものにもぶつかる。そのスランプにも打ち勝つ程の「楽しさ」「興味」があることが大切。
 さて。Duolingoと私の相性は、いかに。

 次回は実際アプリで始めた学習の感想と365日続けた過程を記してみる。


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