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野草食日記 133 バジルフムスとタンポポ、卵のフォカッチャサンド

もう10年以上前になりますが、友人と葉山の白崎裕子さんの料理教室に通っていたことがあります。
白崎さん、最近は、本屋で手に取る雑誌でお名前を拝見することも多く、つい先日も「うかたま」という雑誌に色々な豆で作るペーストのレシピを載せていらっしゃいました。

その日はパラパラ雑誌をめくって買わずに帰って来たのですが (所謂立ち読みってやつですね)、その中にひよこ豆とバジルのペーストというのがあったのが印象に残りました。

なぜかって、庭にバジルがもりもり繁っているし、冷蔵庫にはサラダに使った残りのひよこ豆があったから。
本に載っていた詳しい材料は忘れてしまったけれど、フムスにバジルを混ぜた感じよねと、自分で工夫して分量も適当に作ってしまいました。

まぁ、これが美味しいこと。
因みにこの日のひよこ豆は缶詰のものでした。
ひよこ豆は形のまま食べるときにはやっぱり乾物から茹でたほうが断然美味しいですが、このようなペーストにしてしまうと、全く遜色なく食べることができるのだなと新たな発見。

出来上がったペーストは、パンを薄くスライスしてカリカリに焼いたものに添えてワインのお供に。
一度には食べきれない量なので、朝食にも利用しました。

最近、結構うまい!と目から鱗の「パスコ超熟フォカッチャ」。
近くのコンビニでも扱っているので、急なときに便利で最近よく買っています。
そのフォカッチャを横半分に切り、バジルフムスを塗った上に溶けるチーズをのせてオーブントースターでチン。
そのあとオムレツとタンポポの葉を挟んだら出来上がりです。

野草は時々、他の素材と合わなくて、あれれ、失敗ということもあるけれど、この日の組み合わせは、たんぽぽの苦味がフムスと卵の優しい味を引き立ててとてもうまくいきました。
昨日の焼肉にはたんぽぽの葉っぱはNGでしたけれどね。

野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。