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野草食日記 154 ハルジオンの葉入り手作りがんもどき

秋にもあちこちで繁っているハルジオンの葉。
キク科らしい香りはしますが、若干歯触りがギシギシする感じが気になります。
そんな時は他の歯触りの良いものに混ぜたり、柔らかいものと和えて気にならない方向に持っていくやり方が常套手段です。

春には肉団子に混ぜて鍋にしたところ、キクっぽい香りがして美味しかった。
今回は家に木綿豆腐があったのでこれでがんもどきを作ろうと思い立ちました。

作る前日から豆腐の水切りを始めます。
お夕飯の支度をする時に、中に網を敷いたプラスチックの容器に移し替えておきました。

翌日、空き地でハルジオンの葉を摘み軽く湯通し後、水に10分程晒して刻んでおきます。
ハルジオン以外の具は牛蒡とニンジン。
作り方は、好きなサイトである「白ごはん.com」を参考にしました。

https://www.sirogohan.com/recipe/ganmo/

日曜日のお昼ご飯 (いつもお蕎麦なのです) のために買った山芋が冷蔵庫に残っていて助かった!

摺り下ろした生姜とお醤油で食べるのがおすすめとのことですので、そこはそのとおりに。
うん、すっごく美味しいです!
市販のものとは全く違う。

以前京都旅行をした時に偶然出くわした、こだわりの豆腐料理の店を思い出しました。

https://fresh2.exblog.jp/13164990/     (昔綴っていたブログです)

あそこほどのこだわりはないけれど、手作りすると香ばしさも食感も市販のものとは比べ物にならないのですね。これはまた作らねば。
揚げたての香ばしさにカバーされて、ハルジオンの香りはあまりしません。普通に美味しいがんもどきです。
キクらしい香りを求めるならば、肉団子のほうが良いのかも。

盛り付けた葉は左側はハルジオン、右の向きが違う一枚はヒメジョオン 。
比較のために添えてみました。
ヒメジョオン の方が丸みがあって厚みもあり、切れ込みが深いです。


詳しいハルジオンについての料理情報は、こちらで有料公開しています。


野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。